アステロランプラ属

　アステロランプラ属 01-01 (Asterolampra sp.)
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　特徴；殻面は標本に欠損部があるため、殻形は不明である。
　　表面は放散状肋部が隆起部、胞紋部分が沈降部である。
　　放散状肋は全て同じ形をしている。
　　胞紋は胞紋列を作り、3斜方向に直線状に配列する（15a-1）。
　　中心域は八角形で、殻径の1/3程度、殻の中心部に存在する。
　　中心域で放散状肋の末端は一点に集中する。
　　殻周縁部の放散状肋端部には1つの孔を伴う（15a・15a-1矢印）。
　　これは唇状突起の外側開口部である。
　　中心域で隣り合う放散状肋の境界は直線状である。
　　Tomas(1997)のAsterolampra marylandicaの殻形、胞紋密度、放射
　　肋数は一致するが、同種に比べて中心域が大きい。
　殻径；88.5μm
　中心域；36.0μm
　胞紋列密度；13-14/10μm
　胞紋密度；13-14/10μm
　肋数；8
　・採取地；茨城県中部1(中期中新世の海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μm

参考文献；
　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
　・Tomas, C. R., 1997. Identifying marine phytoplankton., Academic press.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

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　アステロランプラ属 02-01 (Asterolampra sp.)
　(個別のページはありません)
　特徴；殻面はほぼ円形である。
　　6本の放散状肋が殻中心から殻周縁に向かって伸び、これらの形はほとん
　　ど同じである。
　　中心域は六角形で、殻径の半分より若干狭い。
　　放散状肋の殻周縁端部には1つの孔が存在する。
　　中心域で隣り合う放散状肋の境界は直線である。
　　1組2枚の殻の構造は約30度ずれる(1410a・1410d)。
　殻径；55.5μm
　胞紋密度；10-11.5/10μm
　肋数；6
　中心域/殻径；0.47
　・採取地；茨城県中部1(中期中新世の海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μm