「キートケロス属」 （休眠胞子）01-01
　(個別のページはありません)
　特徴；殻面は紡錘形もしくは楕円形で、殻端はくさび形である。
　　殻周縁部には周縁に沿って短い凹凸が認められる（547c）。
　　殻面には中心付近から放散状に不明瞭な条線が認められる（547a）。
　殻長；40.6μm<
　殻幅；26.5μm
　・採取地；北海道東部1-3(後期漸新世から前期中新世の海成層)
　・封入剤；マウントメディア
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

　　このページではバシラリア亜門(Bacillariophytiae) チュウカンケイソウ綱(Mediophyceae) キートケロス目
　(Chaetocerotales) キートケロス科(Chaetocerotaceae) の「キートケロス属(Chaetoceros)」休眠胞子の
　写真を掲載しています。

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ページ作成および更新情報
　作成日：2016.06.30
　最終更新：2024.02.23 更新　

　「キートケロス属」 （休眠胞子）02-01
　(個別のページはありません)
　特徴；殻面は線形もしくは披針形で、殻中央が左右非対称に圧縮され幅が狭くなる。
　　ただし、左右非対称に見えるのはこの標本が傾いている状態で観察されている
　　ためである可能性がある。
　　殻端の形はくさび形である。
　　片側殻縁には粒状の小突起が多数認められる（536b）。
　　殻面には散在的に粒状の小突起が認められる（536c）。
　殻長；32.2μm
　殻幅；7.5μm
　・採取地；北海道東部1-3(後期漸新世から前期中新世の海成層)
　・封入剤；マウントメディア
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

キートケロス属
　　　Chaetoceros

　「キートケロス属」 （休眠胞子）03-01
　(個別のページはありません)
　特徴；殻は横長の円形と2つの先細りする隆起部とが組み合わさった
　　形である。
　　2つの隆起部の先端からはそれぞれ1本の突起が伸び、それらは
　　2・3回枝分かれする。
　殻長；25.9μm
　殻幅；18.5μm
　・採取地；茨城県北部1(鮮新世の海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

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参考文献；
　　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

　「キートケロス属」 （休眠胞子）04 （Chaetoceros sp.）
　特徴；殻形はやや円形、長軸方向の殻周縁部には隆起部が存在し、
　　その先端には管状突起が存在する。
　　海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm