フラジラリア目不明・
　 未同定分類群06
　Fragilariales familia incertae sedis

ページ作成および更新情報
　作成日：2019.11.02
　最終更新：2019.11.02 　

　フラジラリア目不明・未同定分類群06-02

　特徴；殻面は披針形で殻端は引っ張り出され、末端は丸まる。
　　殻面の条線は胞紋列からなり、殻横断方向と長軸方向に伸びるものがある。
　　殻横断方向の条線は弱い放散状に配列する。
　　軸域は笹の葉状でやや狭い。
　　殻には目立った突起は認められない。
　　以上の特徴からこの標本はフラジラリア目と考えられる。
　殻長；11.5μm
　殻幅；3.9μm
　条線密度；横断方向 約14.5/10μm
　・採取地；北海道東部2
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

　バシラリア亜門(Bacillariophytiae) バシラリア綱(Bacillariophyceae) フラジラリア目(Fragilariales) のうち、
　以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
　・殻面は披針形で、殻端は引っ張り出され、末端は丸まる。
　・条線は弱い放散状で胞紋からなる。
　・軸域は笹の葉形である。
　・光学顕微鏡下では小孔域や突起は認められなかった。
　このページに掲載されている標本は北海道東部の湖成層から採取した個体です。

　フラジラリア目不明・未同定分類群06-01

　特徴；殻面はやや幅の狭い披針形で殻端は弱く引っ張り出される。
　　殻面の条線は胞紋列からなり、殻横断方向と長軸方向に伸びるものがある。
　　殻横断方向の条線は弱い放散状に配列する。
　　軸域は笹の葉状でやや狭い。
　　殻には目立った突起は認められない。
　　以上の特徴からこの標本はフラジラリア目と考えられる。
　殻長；19.5μm
　殻幅；5.3μm
　条線密度；横断方向 約9.5/10μm
　・採取地；北海道東部2
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

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