ページ作成および更新情報
　作成日：2016.06.30
　最終更新：2019.12.04 　

　ラブドネマ属 04　(Rhabdonema sp.)
　特徴；殻帯面は角の丸い四角形である。
　　肋は殻蓋にまで伸び、殻端には存在せず、肋間には円形の胞紋が1列に並ぶ。
　　帯片は細長い四角形で複数枚あり、両端部付近には高さ方向に円形の胞紋列
　　からなる条線が複数本が並ぶ。
　　帯片端部の隔壁は縁辺部に平行で、中心付近の隔壁は帯片を斜めに横切るように存
　　在し、複数の帯片にまたがるように見える。
　　中新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

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　ラブドネマ属 01　(Rhabdonema sp.)
　特徴；殻面は線形で殻端は広円形、両殻縁は平行である。
　　肋は軸域から殻縁に向かって伸び、殻端には存在しない。
　　肋間には縦長の楕円形もしくは円形の胞紋が1列に並ぶ。
　　両殻端に近い肋間には楕円形の孔が認められ、これは軸域に接する
　　位置に認められる。
　　帯片(copula)の両殻端から板状の隔壁が伸びる。
　　中新世から鮮新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

　このページではバシラリア亜門(Bacillariophytiae) バシラリア綱(Bacillariophyceae) ラフォネイス目
　(Rhaphneidales) ラフォネイス科(Rhaphoneidaceae) ラフォネイス属(Rhaphoneis)の画像を掲載しています。
　ラブドネマ属は殻帯面は四角で、複数の帯片(copula)が観察でき、帯片には多種多様な隔壁が認められます。
　また、殻面は線形から披針形で、軸域から左右に肋認められび、殻蓋にまで伸びます。肋間には1列の胞紋
　列を伴う条線が存在し、肋、条線ともに殻縁には認められません。
　詳しい記載は各属のページをご覧ください。

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参考文献；
　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

　ラブドネマ属 02　(Rhabdonema sp.)
　特徴；大型で、殻面は殻中心と殻端に近い位置で弱く膨出し、殻端は広円形である。
　　肋は軸域から殻縁に向かって伸び、肋間には縦長の胞紋が1列に並ぶ。
　　軸域は非常に狭く、長軸方向をジグザグに走る。
　　殻端に近い肋間には楕円形の孔が認められ、これは軸域に接する位置にある。
　　中期中新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

ラブドネマ属
　 Rhabdonema

　ラブドネマ属 03　(Rhabdonema sp.)
　特徴；殻面は披針形で殻末端は幅広く丸みを帯びる。
　　肋間には円形もしくは縦長の楕円形の胞紋が1列に並ぶ。
　　軸域は非常に狭く、やや直線状である。
　　殻端に近い肋間には楕円形の孔が認められ、これは軸域に接する位置に存在する。
　　中新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm