リゾソレニア属Top

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リゾソレニア目
　(Rhizosoleniales)
　リゾソレニア科
　　(Rhizosoleniaceae)
　　リゾソレニア属
　　　(Rhizosolenia)
　　　01(R. miocenica?)　
　　　02(R. hebetata?)　
　　　珪藻統合02(R. setigera)　
　　　04(R. styliformis)　
　　　05　
　　　06　

　リゾソレニア属 05 （Rhizosolenia sp.）
　特徴；殻形は細長い円錐形で、殻先端からは円錐状で末端がラッパ状に開く突起
　　が認められる。
　　胞紋は比較的明瞭で、長軸方向に明瞭な胞紋列を作る。
　　鮮新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

　　このページでは、コシノディスクス亜門(Coscinodiscophytina)　コシノディスクス綱(Coscinodiscophceae)　
　リゾソレニア目(Rhizosoleniales) リゾソレニア科(Rhizosoleniaceae) リゾソレニア属（Rhizosolenia）の画像を
　掲載しています。
　リゾソレニア属は管状の殻を持ち、殻先端には明瞭な棘状の突起を持ちます。また、殻表面には線状やうろこ状の
　胞紋列が観察できることがあります。
　詳しい記載は各分類群のページをご覧ください。

　リゾソレニア属 06 （Rhizosolenia sp.(R. hotaensis?)）
　特徴；殻は線形で長く伸び、殻端には円錐形の棘状突起が存在する。
　　殻表面には円形の胞紋が認められ、殻の高さ方向に胞紋列を作る。
　　海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

　リゾソレニア属 04 （Rhizosolenia styliformis Brightwell）
　特徴；殻形は線形で緩やかな弧状に湾曲し、殻先端には先の尖った棘状の
　　突起が存在する。殻面には直線状の胞紋列が3斜方向に伸びる。
　　中新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

　珪藻統合ページリゾソレニア属 02
　(Rhizosolenia setigera Brightwell)
　特徴；殻は円筒状で、殻端近くになると若干傾いたコーン状となる。
　　殻末端には非常に長い針状の尖った棘が存在する。
　　現生・化石共に海域、特に化石は鮮新世の海成層から産出する。
　・スケールバーは10μm

　リゾソレニア属 01 （Rhizosolenia sp.(R. miocenica?)）
　特徴；殻形は線形で緩やかな弧状に湾曲し、殻先端には先の尖った棘状の
　　突起が存在する。殻面には直線状の胞紋列が3斜方向に伸びる。
　　中新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm

参考文献；
　　・Akiba, F., 1985. Middle Miocene to Quaternary diatom biostrtigraphy in the Nankai trough and
　　　Japan trench, and modified lower Miocene through Quaternary diatom zones for Middle-to-
　　　 High latitudes of the North Pacific. Inicial Reports of the Deep Sea Drilling Project. 87, 393-481.
　　・千原光雄・村野正昭, 1997. 日本産海洋プランクトン検索図説, 東海大学出版会.
　　・Gladenkov, A. Y., and Barron J., A., 1995. Oligocene and early middle Miocene diatom biostratigraphy
　　　of Hole 884B.. Proceeding of the Ocean Drilling Program, Scientific Results, 145,　21-41.
　　・Morita,R., Titova,L., and Akiba F.,1996. Oligocene-Early Miocene Molluscs and Diatoms from
　　　the Kitami-Tsubetsu area, Eastern Hokkaidou, Japan.Sci. Rep.,Tohoku Univ., 2nd ser. (Geol.),
　　　63, 53-213.
　　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
　　・Tomas, C. R.,1997. Identifying marine phytoplankton, Academic Press.
　　・山路　勇, 1979. 日本海洋プランクトン図鑑, 保育社.
　　・柳沢ほか., 1989., 常磐炭田北部双葉地域に分布する第三系の生層序と地下地質.地質調査所月報, 40,
　　　405-467.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

　リゾソレニア属 02 （Rhizosolenia sp.(R. hebetata?)）
　特徴；殻形は線形で緩やかな弧状に湾曲し、殻先端には先の尖った棘状の
　　突起が存在する。殻面には直線状の胞紋列が3斜方向に伸びる。
　　中新世の海成層から産出した。
　・スケールバーは10μm