バシラリア亜門(Bacillariophytiae) バシラリア綱(Bacillariophyceae) ナビクラ目(Naviculales) ナビクラ科
 (Naviculaceae)
カロネイス属(Caloneis) のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
 ・殻面は披針形で殻端は太い嘴形、殻末端は丸みを帯びる。
 ・条線は放散状で、殻端で収れん状に配列する。
 ・中心域は帯状で殻縁に達する。
  これらの分類群は、現生では淡水域(河川(埼玉県西部))、化石では泥炭層で認められました。
 *カロネイス属は以前はピヌラリア科にとされてきましたが、このHPでは南雲ほか(2018)に従いナビクラ科
 としています。
現生標本
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ナビクラ科(Naviculaceae) 
 カロネイス属(Caloneis 
  01 
  02 
  03 
  04 
  05 
  06 
  07 
  08 
  09 
 ゲイスレリア属(Geissleria 
 ハスレア属(Haslea 
 ヒポドンタ属(Hippodonta 
 メウニエラ属(Meuniera 
 ナビクラ属(Navicula) 
 セミナビス属(Seminavis) 
 トラキネイス属(Trachyneis) 
 カロネイス属 05-01 (Caloneis sp.)

 殻長;32.7μm
 殻幅;6.5μm
 条線密度;21-21.5/10μm
 特徴;殻面は細長い丸みを帯びた披針形または細長い楕円形、殻端はやや嘴形
  で、末端は丸みを帯びる。
  条線はおおむね緩い放散状に配列し、殻端付近では収れん状となる。
  条線密度は比較的細かい。
  軸域は狭く、殻端で若干円形に膨らむ。
  縦溝は軸域内を若干蛇行するように見える。
  縦溝の殻中心側端部は孔を作って終わる。
  中心域はやや狭く、左右非対称の帯状で両殻縁に達する。
 ・採取地;埼玉県西部荒川
 ・封入剤;カナダバルサム
 ・撮影倍率;×1000 
 ・スケールバーは10μm
Caloneis sp.
Caloneis sp.
 カロネイス属 05-02 (Caloneis sp.)

 殻長;37.9μm
 殻幅;6.7μm
 条線密度;21-22/10μm
 特徴;殻面は細長い丸みを帯びた披針形または細長い楕円形、殻端はやや嘴形で
  末端は丸みを帯びる。
  条線はおおむね放散状に配列し、殻端付近では収れん状となる。
  条線密度は比較的細かい。
  軸域は狭く、殻端で若干円形に膨らむ。
  縦溝は軸域内を若干蛇行するように見える。
  縦溝の殻中心側端部は孔を作り、同方向に頭をもたげて終わる。
  中心域はやや狭く、左右非対称の帯状で両殻縁に達する。
 ・採取地;埼玉県西部荒川
 ・封入剤;カナダバルサム
 ・撮影倍率;×1000 
 ・スケールバーは10μm
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 作成日:2017.09.30
 
最終更新:2024.01.24 
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珪藻植物門
(Bacillariophyta)
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バシラリア亜門
 (Bacillariophytina)

現生標本
バシラリア綱(Bacillariophyceae)

化石標本
バシラリア綱(Bacillariophyceae)
カロネイス属05
  Caloneis sp.
化石標本
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 カロネイス属 F05-03 (Caloneis moralis (Grunow) Krammer)

 殻長;22.3μm
 殻幅;5.8μm
 条線密度;19.5-22/10μm
 特徴;殻面は細長い楕円形または幅広い線形で、殻端は鈍く尖り末端は丸まる。
  条線は殻を通しておおむね平行である。
  軸域は殻端に行くに従いその幅は狭まる。
  中心域は幅広い帯状で、両殻縁にまで伸び、軸域の左右で非対称である。
  軸域は狭い。
  縦溝は殻中央をまっすぐに走り、殻中心側端部は向かい合って同方向に
  頭をもたげて終わり、殻端側端部は同方向に曲がる。
  以上の特徴は渡辺(2005)のCaloneis moralisと一致する。
 ・採取地;群馬県南部1(泥炭層)
 ・封入剤;カナダバルサム
 ・撮影倍率;×1000 
 ・スケールバーは10μm

参考文献;
 ・Krammer, K. and Lange-Bertalot, H., 1999. Susswasserflora von Mitteleuropa, Bacillariophyceae1.
  Spektrum AKADEMISCHER VERLAG.
 ・南雲 保,鈴木秀和,佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
 ・渡辺仁治, 2005. 淡水珪藻生態図鑑, 内田老鶴圃.


                                       製作者:NaCl & Au
 *分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
  ご了承ください。
Caloneis moralis
 カロネイス属 F05-02 (Caloneis moralis (Grunow) Krammer)

 殻長;30.3μm
 殻幅;5.4μm
 条線密度;17.5-19/10μm
 特徴;殻面は線形で殻端はほとんど引っ張り出されずに鈍く尖る。
  条線は殻中心から殻端に向かって弱い放散状、平行、収斂状へと移行
  する。
  軸域は殻端に行くに従いその幅は徐々に狭まる。
  中心域は比較的幅広い帯状で、両殻縁にまで伸びる。
  軸域は狭い。
  縦溝は殻中央をまっすぐに走り、殻中心側端部は向かい合って同方向に
  頭をもたげて終わり、殻端側端部はフック状に曲がる。
  以上の特徴は渡辺(2005)のCaloneis moralisと一致する。
 ・採取地;群馬県南部1(泥炭層)
 ・封入剤;カナダバルサム
 ・撮影倍率;×1000 
 ・スケールバーは10μm
Caloneis moralis

 カロネイス属 F05-01 (Caloneis tenuis (Gregory) Krammer)

 殻長;26.2μm
 殻幅;4.7μm
 条線密度;19.5-20.5/10μm
 特徴;殻面は線形で殻端は幅広く引っ張り出され、末端は丸まる。
  条線は殻中心から殻端に向かって弱い放散状、平行、収斂状へと移行
  する。
  中心域は比較的幅広い帯状で、両殻縁にまで伸びる。
  軸域は狭い。
  縦溝は殻中心側端部は向かい合って終わり、殻端側端部は若干曲がっ
  て終わる。
  以上の特徴は渡辺(2005)のCaloneis tenuisと一致する。
 ・採取地;群馬県南部1(泥炭層)
 ・封入剤;カナダバルサム
 ・撮影倍率;×1000 
 ・スケールバーは10μm
Caloneis tenuis