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珪藻植物門不明・未同定分類群15-02
特徴；殻形は円形で弱く隆起し、殻周縁には角状の小突起が環状に並ぶ。
胞紋は多角形で小さく胞紋列を作り、束状かつ放散状に配列するが、殻
中心付近では配列は不明瞭となる。
胞紋密度は殻周縁部に行くに従い細かくなる。
周縁部の角状小突起は短く、ほぼ等間隔に配列する。
殻径；18.5μm
胞紋列密度；18.5-20.5/10μm
胞紋密度；中心付近：16-17.5/10μm 殻周縁付近：19-20/10μm
殻周縁部突起密度；2.5/10μm
殻周縁部突起間距離；2.3-7μm
・採取地；千葉県北部1(鮮新世の海成層)
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μmです。
ページ作成および更新情報
作成日：2016.06.30
最終更新：2016.06.30
珪藻植物門不明・未同定分類群15
（中心型）
Bacillariophyta classis incertae sedis
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
珪藻植物門不明・未同定分類群15-01
特徴；殻形は円形で殻周縁内側が環状に若干隆起し、殻周縁には角状の
小突起が環状に配列する。
胞紋は多角形で小さく胞紋列を作り、束状かつ放散状に配列するが、殻
中心付近では配列は不明瞭となる（290c）。
胞紋密度は殻周縁部に行くに従い細かくなる。
周縁部の角状小突起は短く、ほぼ等間隔に配列する。
殻径；21.5μm
胞紋列密度；14.5-16.5/10μm
胞紋密度；中心付近：13-14.5/10μm 殻周縁付近：16-17.5/10μm
殻周縁部突起密度；2.5-3/10μm
殻周縁部突起間距離；3.1-4.1μm
・採取地；千葉県北部1(鮮新世の海成層)
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μmです。
珪藻植物門(Bacillariophyta) で不明・未同定分類群中心型のうち、以下の特徴を持つものを掲載しています。
・殻面は若干隆起し、殻周縁部には角状の小突起が殻外側に向かって伸び、等間隔に環状に配列する。
・胞紋は多角形で小さく胞紋列を作り、束状かつ放散状に配列するが、中心付近で配列は不明瞭となる。
このページに掲載されている標本は千葉県北部の堆積層から採取した個体です。
参考文献；
・南雲 保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
