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参考文献；
　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

　 バシラリア亜門(Bacillariophytiae) バシラリア綱(Bacillariophyceae) アクナンテス目(Achnanthales) のうち、
　科・属が不明または未同定の分類群のうち、以下の特徴を持つものを掲載します。
　・殻面は幅の広い丸味を帯びた披針形、殻端は細く弱く引っ張り出される。
　・条線は殻を通して放散状に配列する。
　・軸域は幅が広めの披針形で，中心域は片側殻縁側のみ帯状に広がる。
　 これらの分類群は山形県村上地域の海成層から産出しました。

　アクナンテス目不明・未同定分類群 01-01
　(ACHNANTHALES)
　
　特徴；この標本は無溝殻のみである。
　　殻形は丸味を帯びた幅の広い披針形、殻末端は細く弱く引っ張り出される。
　　条線は殻を通して放散状に配列し、殻端ではその密度はやや細かくなる
　　（2036-comb・2036b）。
　　軸域は丸味を帯びたやや太めの披針形で、軸域中央には擬縦溝が見られる
　　（2036a）。
　　殻中心の片方の殻縁側には帯状に伸びる中心域がある。
　殻長；43.8μm<
　殻幅；33.3μm
　胞紋列密度；無溝殻：5.5-6.5/10μm　
　・採取地；山形県村上地域(中新世？の海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。
　・2036-combは焦点深度合成写真です。

ページ作成および更新情報
　作成日：2024.01.21
　最終更新：2024.02.25　New

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