ページ作成および更新情報
　作成日：2024.01.23
　最終更新：2024.02.25　New

参考文献；
　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

---

　ラフィドディスクス属01-02 (Raphidodiscus sp.)

　特徴；殻面はやや円形で、長軸方向の長さがやや長い。
　　軸域と殻縁の中間付近には殻縁側に湾曲する畝が走り、畝と軸域間は
　　やや沈降する。
　　条線は胞紋列を伴い、殻を通して放散状に配列する。
　　胞紋密度は殻縁では細かくなる。
　　縦溝は幅が広い。
　　縦溝中心側端部間はやや離れる。
　殻長；16.4μm<
　殻幅；15.1μm
　条線密度；13/10μm
　胞紋密度；14.5-17.5/10μm
　・採取地；千葉県房総半島(海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。
　・1985-combは焦点深度合成写真です。。

ラフィドディスクス属01
　　　　Raphidodiscus sp.

　　バシラリア亜門(Bacillariophytiae) バシラリア綱(Bacillariophyceae) ナビクラ目(Naviculales)
　ディプロネイス科(Diploneidaceae) ラフィドディスクス属(Raphidodiscus) のうち、主に以下の特徴を
　持つ分類群を掲載します。
　・殻面はやや円形で、軸域と殻縁の中間付近には長軸方向に伸びる畝がある。
　・軸域と畝の間は沈降する。
　・条線は殻を通して放散状に配列する。
　・光学顕微鏡下では少なくとも畝と殻縁の間の条線は明瞭な胞紋を伴う。
　・縦溝は殻中心側端部同士はやや離れ、殻端側端部は殻端からは距離がある。、
　このページに掲載されている標本は千葉県房総半島の海成堆積層から採取した個体です。

---

　ラフィドディスクス属01-01 (Raphidodiscus sp.)

　特徴；殻面はやや円形で、軸域と直交方向の長さがやや長い。
　　軸域と殻縁の中間付近には殻縁側に湾曲した畝が走り、畝と軸域間は
　　やや沈降する。
　　条線は胞紋列を伴い、殻を通して放散状に配列する。
　　胞紋は殻縁ではやや細かくなる。
　　縦溝は幅が広く、縦溝の縁には明瞭な畝が存在する。
　　縦溝中心側端部間はやや距離があり、殻端と殻端側縦溝端部はやや
　　距離がある。
　殻長；25.3μm<
　殻幅；31.2μm
　条線密度；11.5-12/10μm
　胞紋密度；11-12/10μm
　・採取地；千葉県房総半島(海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。
　・1984-combは焦点深度合成写真です。。