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作成日:2016.06.30
最終更新:2019.09.04
ヘミディスクス属 01 (Hemidiscus cuneiformis Wallich)
特徴;殻面は左右非対称、片側は直線状で、他方は強く湾曲する殻縁を持つ
太い三日月形で、殻全体の形はみかんの一房の形である。
直線状の殻縁よりも強く湾曲する殻縁の殻高は高く、かつ殻縁は丸みを帯びる。
直線状の殻縁側の中央付近には1つの擬団塊(pseudonodulus)がある。
鮮新世の海成層から産出した。
・スケールバーは10μm
ヘミディスクス属
Hemidiscus
ヘミディスクス属 02 (Hemidiscus ovalis Lohman)
特徴;殻面は楕円形で、ほとんどの場合左右対称である。
中心域には複数個の明瞭で大きい孔が存在する。
殻周縁にはおおむね等間隔に唇状突起が存在する。
鮮新世の海成層から産出した。
・スケールバーは10μm
参考文献;
・Akiba, F., 1985. Middle Miocene to Quternary diatom biostratigraphy in
the Nankai Trough and Japan
Trench, and Modified Lower Miocene through Quaternary diatom zones for
Middle-to-High latitudes
of theNorth Pacific. Initial reports of the Deep Sea Drilling Project.vol.87,
393-481.
・南雲 保,鈴木秀和,佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
・Tomas, C. R., 1997. Identifying marine phytoplankton., Academic press.
・柳沢ほか(1989)常磐炭田北部双葉地域に分布する第三系の生層序と地下地質,地質調査所月報第40巻
第8号405-467.
製作者:NaCl & Au
*分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
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