プロボスシア属03
　Proboscia praebarboi

参考文献；
　　・Jordan, R. W.. and Priddle J., 1991. Fossil members of the diatom genus Proboscia. Diatom
　　　Research, 6, 55-61.
　　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

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　プロボスシア属03-02
　（Proboscia praebarboi (Schrader) Jordan ＆　Priddle）

　特徴；殻は細長いチューブ状で、ほぼ真っ直ぐである。
　　殻幅は殻端に近づくにつれて徐々に狭くなる。
　　殻末端には小さくとがった棘様小突起が複数存在する。
　殻径；7.0μm
　殻長；108.1μm<
　・採取地；茨城県中部1(中期中新世の海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

　プロボスシア属03-01
　（Proboscia praebarboi (Schrader) Jordan ＆　Priddle）

　特徴；殻は細長いチューブ状で、緩やかに湾曲する。
　　殻幅は殻端に近づくにつれて徐々に狭くなる。
　　殻末端には小さくとがった棘様小突起が複数存在する。
　殻径；殻先端：4.9μm　殻中程：7.9μm
　殻長；103.7μm<
　・採取地；茨城県北部3(中期中新世の海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000
　・スケールバーは10μmです。

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　コシノディスクス亜門(Coscinodiscophytina)　コシノディスクス綱(Coscinodiscophceae)　リゾソレニア目
　(Rhizosoleniales)) リゾソレニア科(Rhizosoleniaceae) プロボスシア属(Proboscia)のうち、P. praebarboiを
　紹介します。
　この分類群は以下の特徴を持ちます。
　・殻形は線形のチューブ状で、緩やかに湾曲、もしくはまっすぐに伸び、殻先端で徐々に殻幅が狭くなる。
　・殻末端には非常に小さい棘様の小突起が複数存在する。
　この分類群の特徴は、下記の参考文献のJordan and Priddle(1991)のProboscia praebarboi の記載と
　ほぼ一致する。
　このページに掲載されている標本は茨城県北部・中部の堆積層から採取した個体です。

ページ作成および更新情報
　作成日：2016.06.30
　最終更新：2016.06.30　

珪藻植物門
(Bacillariophyta)
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コシノディスクス亜門
　(Coscinodiscophytina)
コシノディスクス綱
　(Coscinodiscophyceae)