バシラリア亜門(Bacillariophytiae) バシラリア綱(Bacillariophyceae) ナビクラ目(Naviculales)
　ナビクラ科(Naviculaceae) ナビクラ属(Navicula) のうち、以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
　・殻面は丸味を帯びた披針形で、殻端とから園は丸味を帯びる。
　・条線は殻を通して比較的強い放散状に配列する。
　・軸域は狭く、中心域は左右非対称である。
　 この分類群は、北海道石狩地域の海成堆積層から産出しました。

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参考文献；
　・南雲　保，鈴木秀和，佐藤晋也, 2018., 珪藻観察図鑑., 誠文堂新光社.
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

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ページ作成および更新情報
　作成日：2024.01.23
　最終更新：2024.02.25　New

　ナビクラ属 28-01　(Navicula sp.)

　特徴； 殻面は丸味を帯びた披針形で、殻端と殻縁は丸味を帯びる。
　　条線は殻を通して放散状に配列し、殻中心付近では二股となることがある。
　　胞紋は非常に細かくいスリット状で条線毎に1列ずつ並ぶ。
　　軸域は狭く、中心域は片側は半円形、他方は帯状で左右非対称である。
　　縦溝は殻中心側端部は孔を作り同方向に頭をもたげて終わる。
　殻長；34.4μm
　殻幅；10.4μm
　条線密度；7-8/10μm
　・採取地；北海道石狩地域(海成層)
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm