不等毛植物門 珪藻綱 リクモフォラ目 リクモフォラ科
リクモフォラ属 その1 (Licmophora sp. )
特徴;殻面は上下非対称で短い痕棒状.帯面はくさび形(珪藻8-1).
・採取;茨城県中部;海水域
・封入;カナダバルサム
・撮影倍率;×400
→・詳細な殻の記載はこちら
珪藻8-1
リクモフォラ属(珪藻8-1);リクモフォラ属は,世界中の沿岸域で認められる.粘質物によって巾の狭い方の端部で海藻・貝
・石などに付着する.単体で付着したり,粘質物で,枝状の群体を作って付着したりする.
最終更新日;2014.03.08
参考文献;
・THE DIATOMS, 1990, Round, Crawford, and Mann, CAMBRIDGE
・日本海洋プランクトン図鑑(第3版),1982,山路勇;保育社
・日本産海洋プランクトン検索図説,1997,千原光雄・村野正昭;東海大学出版会
製作者:NaCl & Au
ページ作成日:2014.03.08
最終更新日:2014.03.08
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ラフォネイス属(珪藻8-2);ラフォネイス属は,普通に世界中で見られる.しばしば砂粒に付着し,浅海域に生息する.
単体,もしくは短い糸状の群体をつくる.
新生代の海成層から化石としても産出する.
不等毛植物門 珪藻綱 ラフォネイス目 ラフォネイス科
ラフォネイス属 その1 (Rhaphoneis sp. )
特徴;舟形,殻端は円形くちばし状.
中軸域は細い舟形で無紋域.
中軸域の両側に平行に条線が配列する.この条線は胞紋列からなる.
珪藻8-2の個体は化石として産出した物である.現生の海水域でも認められる(珪藻の部屋に掲載).
・採取;水戸層(茨城県中部);海成層
・封入;カナダバルサム
・撮影倍率;×400
→・詳細な殻の記載は ・現生はこちら
・化石はこちら
珪藻8-2
ラブドネマ属(珪藻8-3);ラブドネマ属は,海岸周辺の海生植物に付着する.殻の先端部で平面状にもしくはジグザグに連結し,
群体を作る.
新生代の海成層から化石としても産出する.
不等毛植物門 珪藻綱 ラブドネマ目 ラブドネマ科
ラブドネマ属 その1 (Rhabdonema sp. )
特徴;帯面は四角形で,頂点は円形.殻面は棒状.
殻端には短い隔壁が認められる.
・採取;・兵庫県南部;海水域(珪藻8-3-1-1)
・神奈川県南部;海水域(珪藻8-3-1-2)
・封入;カナダバルサム
・撮影倍率;×400
→・詳細な殻の記載はこちら
珪藻8-3-1-1
珪藻8-3-1-2
不等毛植物門 珪藻綱 ラブドネマ目 ラブドネマ科
ラブドネマ属 その2 (Rhabdonema sp. )
特徴;棒状,殻端は円形,から中尾深部の縁辺が少し膨出する.
中軸域の左右に平行に条線が配列する.
中軸域に接する形で条線間に楕円形の孔がある.これは唇状突起(rimopolturae)の
外側開口部である.
殻端は無紋域である.
珪藻8-3-2の個体は化石である.
・採取;水戸層(茨城県中部);海成層
・封入;カナダバルサム
・撮影倍率;×400
→・詳細な殻の記載はこちら
珪藻8-3-2
珪藻綱
・リクモフォラ属
・ラフォネイス属
・ラブドネマ属
ここは,輝く珪藻殻を楽しむ部屋です.珪藻綱のうち,以下の物を掲載ます.
珪藻・および化石珪藻の詳細な特徴を記載した珪藻のページはこちらへ
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