ユーノティア属07

　ユーノティア属 07-01　(Eunotia sp.)
　殻長；31.4μm
　殻幅；3.8μm
　条線密度；21-22/10μm
　特徴；殻は直線状で背腹性を持つ。
　　両殻縁は殻端付近を除いては平行で、背側に緩やかに突出する弧状に
　　湾曲する。
　　殻端付近で背側殻縁のみ括れ、殻末端は背側に反り返るように若干
　　膨れる。
　　条線は平行に配列し、殻端では密度は細かくなる。
　　殻面観で縦溝は非常に短く、腹側殻縁にわずかに認識できる程度である。
　・採取地；北海道東部釧路川
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
　　ご了承ください。

参考文献；
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

ページ作成および更新情報
　作成日：2017.09.30
　最終更新：2017.09.30　

ユーノティア属07
　　　　　Eunotia sp.

　ユーノティア亜綱(Eunotiophycidae) ユーノティア目(Eunotiales) ユーノティア科 (Eunotiaceae)
　ユーノティア属(Eunotia) のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
　・殻面は線形で緩やかな弧状に湾曲し、殻端は背側に反り返る。
　・殻面観の縦溝は殻端付近に存在し、非常に短い。
　この分類群は淡水域（河川（北海道東部））で認められました。

　ユーノティア属 07-02　(Eunotia sp.)
　殻長；31.4μm
　殻幅；3.8μm
　条線密度；24-26/10μm
　特徴；殻面はやや線形で緩やかに背側に湾曲する。
　　殻縁は若干背側の湾曲がより強く、殻端近くで括れる。
　　殻端では幅がやや広がり、末端は丸みを帯びる。
　　条線は殻を通して平行に配列する。
　　殻面観で縦溝は非常に短く、腹側殻縁にわずかに認識できる程度である。
　・採取地；北海道東部釧路川
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm