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 珪藻綱
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フラジラリア亜綱
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　　フラジラリア科
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　　・スタウロシラ属
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　タベラリア目
　　タベラリア科
　　・タベラリア属
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　　リクモフォラ科
　　・リクモフォラ属
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　　ラフォネイス科
　　・ラフォネイス属
　　・デルフィネイス属
　タラシオネマ目
　　タラシオネマ科
　　・タラシネマ属
　　タラシネマ科不明分類群
　ラブドネマ目
　　ラブドネマ科
　　・ラブドネマ属
　スツリアテラ目
　　スツリアテラ科
　　・グランマトフォラ属
　キクロフォラ目
　　キクロフォラ科
　　・キクロフォラ属
　　エントピラ科
　　・ゲフィリア属
　　　01(Gephyria sp.)
　クリマコスフェニア目
　　クリマコスフェニア科
　　・クリマコスフェニア属
　プロトラフィス目
　　プロトラフィス科
　　・シュードヒマンティディウム属

　タラシオシラ亜綱
　コシノディスクス亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　ユーノティア亜綱
　バシラリア亜綱
　珪藻綱不明分類群

　化石珪藻及び珪藻に
　　　　　関する専門用語

　このページでは、フラジラリア亜綱(Fragilariophycidae) キクロフォラ目(Cyclophorales) エントピラ科
　(Entopylaceae) ゲフィリア属(Gephyria) の画像を紹介します。
　ゲフィリア属は海域で極まれに見られる珪藻で、海生の藻類の表面に付着します。
　ゲフィリア属の殻帯面は細長い四角形で弧状に曲がっているため、1組2枚の片方の殻面は突出し、
　他方は凹入します。帯面観の2枚の殻の間には帯が存在し、1列の胞紋列が認められる以外は無紋です。

　ゲフィリア属 01 (Gephyria sp.)
　（個別のページはありません）
　特徴；殻面は線形で、殻端は丸みを帯びる。
　　凹面の殻の両殻端には光学顕微鏡下では無紋に
　　見える部分がある（上・下の写真）。
　　凸面殻の殻端には無紋域は認められない（下の写
　　真）。
　　殻面から殻蓋にかけて肋が殻を横断するように走
　　り、これらの肋は平行に配列する。
　　肋間には円形の胞紋からなる2列の胞紋列が認め
　　られる（中・下の写真）。
　　肋密度は凹面の方が若干粗い。凸面では肋間の
　　胞紋列は殻面から殻蓋にかけて2列と一定である
　　が、凹面では殻面は2列、殻蓋では3列に増える。
　・採取地；兵庫県南部大蔵海岸（瀬戸内海）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×500　
　・スケールバーは50μm
　【上2枚の写真の標本】
　殻長；127.0μm
　殻高；30.9μm
　肋密度；凹面 5-6.5/10μm
　　　　　　凸面 6.5-7.5/10μm
　胞紋列密度；11-12.5/10μm
　胞紋密度；殻 14.5-15.5/10μm
　　　　　　　　帯 14.5-17/10μm
　【下2枚の写真の標本】
　殻長；172.8μm
　殻高；23.8μm
　肋密度；凹面 4.5-5/10μm
　　　　　　凸面 6-7/10μm
　胞紋列密度；凹面 14/10μm
　　　　　　　　　凸面 16.5-18.5/10μm
　胞紋密度；殻 15.5-17/10μm
　　凹面の殻末端には棘が存在することがある。