コシノディスクス属02

ねこのしっぽトップページ

 化石珪藻トップページ

 珪藻綱
　（現生珪藻トップページ）

＊以下のページは現生珪
藻のページのリンクです。
化石珪藻の各ページは上
記の「化石珪藻トップペー
ジ」からお入りください。

コシノディスクス亜綱
　クリサンテモディスクス目
　　クリサンテモディスクス科
　　・クリサンテモディスクス属
　メロシラ目
　　メロシラ科
　　・メロシラ属
　　ステファノピキシス科
　　・ステファノピキシス属
　　ヒアロディスクス科
　　・ヒアロディスクス属
　　ヒアロディスクス科
　　　不明分類群
　パラリア目
　　パラリア科
　　・パラリア属
　アウラコセイラ目
　　アウラコセイラ科
　　・アウラコセイラ属
　オルトセイラ目
　　オルトセイラ科
　　・オルトセイラ属
　コシノディスクス目
　　コシノディスクス科
　　・コシノディスクス属
　　　珪藻統合01(C.marginatus?)
　　　02(Coscinodiscus sp.)
　　　珪藻統合03(Coscinodiscus sp.)
　　ヘミディスクス科
　　・アクチノキクルス属
　　・アツペイティア属
　　ヘリオペルツス科
　　・アクチノプチクス属
　アステロランプラ目
　　アステロランプラ科
　　・アステロムファラス属
　アラクノイディスクス目
　　アラクノイディスクス科
　　・アラクノイディスクス属

　タラシオシラ亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　フラジラリア亜綱
　ユーノティア亜綱
　バシラリア亜綱
　珪藻綱不明分類群

　コシノディスクス属 02-01 (Coscinodiscus sp.)

　殻径；229.3μm
　胞紋列密度；4-5/10μm
　胞紋密度；4.5-5/10μm
　特徴；殻は円形で、若干うねる。
　　胞紋は放散状に配列する（466a・b）。
　　胞紋内には小孔が存在する（466b）。
　　殻周縁にはおおよそ等間隔に孔が開く（466c）。
　・採取地；大阪府南部淡輪海水浴場（瀬戸内海）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×500（466a）　×1000（466b・c）　
　・スケールバーは黒実線は10μm、白抜き線は50μm

　コシノディスクス亜綱(Coscinodiscophycidae) コシノディスクス目(Coscinodiscales) コシノディスクス科
　(Coscinodiscaceae)　コシノディスクス属(Coscinodiscus) のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
　・非常に大きく、殻面は円形で若干うねる。
　・胞紋は胞紋列を作り放散状に配列し、殻中心近くでサイズが大きくなる。
　・胞紋内には小孔が認められる。
　・殻中心にはいびつな円形の無紋域が認められる。
　以上の特徴はTomas(1997)と山路（1979）のCoscinodiscus asteromphalusと類似します。
　これらの分類群は海域（瀬戸内海（大阪府南部）で認められました。

参考文献；
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
　・Tomas, C. R.,1997. Identifying marine phytoplankton, Academic Press.
　・山路　勇, 1979. 日本海洋プランクトン図鑑, 保育社.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

　コシノディスクス属 02-02　(Coscinodiscus sp.)

　殻径；249.6μm
　胞紋列密度；4-4.5/10μm
　胞紋密度；4-5/10μm
　特徴；殻は円形で、若干うねる。
　　胞紋は放散状に配列する（465a・c）。
　　胞紋内には小孔が存在する（465b・c）。
　　殻周縁にはおおよそ等間隔に孔が開く（465b）。
　・採取地；大阪府南部淡輪海水浴場（瀬戸内海）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×500（465a）　×1000（465b・c）　
　・スケールバーは黒実線は10μm、白抜き線は50μm