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珪藻綱
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コシノディスクス亜綱
　クリサンテモディスクス目
　　クリサンテモディスクス科
　　・クリサンテモディスクス属
　メロシラ目
　　メロシラ科
　　・メロシラ属
　　ステファノピキシス科
　　・ステファノピキシス属
　　ヒアロディスクス科
　　・ヒアロディスクス属
　　ヒアロディスクス科
　　　不明分類群
　パラリア目
　　パラリア科
　　・パラリア属
　アウラコセイラ目
　　アウラコセイラ科
　　・アウラコセイラ属
　　　珪藻統合01(A.ambigua)
　　　02(A.italica)
　　　03(A.granulata)
　　　04(A.distans s.l.)
　　　05(Aulacoseira sp.)
　　　06(Aulacoseira sp.)
　　　珪藻統合07(A.crenulata)
　オルトセイラ目
　　オルトセイラ科
　　・オルトセイラ属
　コシノディスクス目
　　コシノディスクス科
　　・コシノディスクス属
　　ヘミディスクス科
　　・アクチノキクルス属
　　・アツペイティア属
　　ヘリオペルツス科
　　・アクチノプチクス属
　アステロランプラ目
　　アステロランプラ科
　　・アステロムファラス属
　アラクノイディスクス目
　　アラクノイディスクス科
　　・アラクノイディスクス属

　タラシオシラ亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　フラジラリア亜綱
　ユーノティア亜綱
　バシラリア亜綱
　珪藻綱不明分類群

ページ作成および更新情報
　作成日：2017.09.30
　最終更新：2019.08.15　更新

　アウラコセイラ属 02-01
　(Aulacoseira italica (Ehrenberg) Simonsen)
　（個別のページはありません）
　殻径；9.1μm
　殻高；12.9-15.4μm
　条線（胞紋列）密度；18-19/10μm
　胞紋密度；14-16.5/10μm
　殻周縁突起密度；6-7.5/10μm
　特徴；条線は殻高さ方向に対して斜めに走る。
　　胞紋は突起を有する側の殻端に近づくとその密度は粗くなる。
　　殻周縁には長い突起がほぼ等間隔に並ぶ。
　　この突起は隣り合う別個体の殻の端部側の溝がへら状である
　　ことから、へら状であると考えられる。
　　以上のことから渡辺（2005）のA.italicaと考えられる。
　・採取地；北海道東部釧路川
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　アウラコセイラ属 05 (Aulacoseira sp.)
　特徴；殻は円柱状で、殻径と殻高の比は多様である。
　　条線は殻の高さに対して斜めに走り、殻端でその斜
　　度は緩くなる。
　　殻周縁にはやや長い棘状突起が条線2本に1本の
　　割合で存在する。
　　淡水域に認められる。
　・スケールバーは10μm

　 このページでは、コシノディスクス亜綱(Coscinodiscophycidae)　アウラコセイラ目(Aulacoseirales)　
　アウラコセイラ科(Aulacoseiraceae) アウラコセイラ属(Aulacoseira)の画像を紹介します。　
　 アウラコセイラ属は淡水域によくみられる浮遊性の珪藻で、真直ぐまたはカーブする鎖状の群体を
　形成します。
　アウラコセイラ属の殻は円柱状で、殻径より殻高の方が大きい場合が多いです。
　殻周縁には連結刺となる突起が環状に並び、この突起は種によってその形態や長さは変化に富みます。
　 アウラコセイラ属の画像は本頁以外に、化石珪藻のページにもあります。

参考文献；
　・Krammer, K. and Lange-Bertalot, H. 2004. Bacillariophyceae. Teil 3. Centrales, Fragilariaceae,
　　Eunotiaceae. Susswasserflora von Mitteleuropa, Spektrum Akademischer Verlad Heidelberg.
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE
　・田中正明, 2002. 日本淡水産動植物プランクトン図鑑, 名古屋大学出版会.
　・辻　彰洋・伯耆晶子, 2001. 琵琶湖研究モノグラフ, 滋賀県琵琶湖研究所.
　・渡辺仁治, 2005. 淡水珪藻生態図鑑, 内田老鶴圃.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

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　アウラコセイラ属 01
　(Aulacoseira ambigua (Grunow) Simonsen)
　特徴；殻は円柱状で、殻径と殻高の比は変異が大きい。
　　らせん状または直線状の群体を形成する。
　　淡水域と汽水域に認められる。
　・スケールバーは10μm

　アウラコセイラ属 06-01 (Aulacoseira sp.)
　（個別のページはありません）

　殻径；7.0μm
　殻高；11.0-11.4μm
　条線（胞紋列）密度；19-21.5/10μm
　胞紋密度；14.5-15.5/10μm
　特徴；条線は殻高さと平行に走る。
　　胞紋は縦長の楕円形である。
　　殻周縁には明瞭な突起が環状に並ぶ。
　・採取地；北海道東部釧路川
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　アウラコセイラ属 03
　(Aulacoseira granulata (Ehrenberg) Simonsen)
　特徴；殻は円柱状で、殻径と殻高の比は変異が大きい。
　　らせん状または直線状の群体を形成する。
　　群体の末端の殻には長い棘が存在する。
　　淡水域に認められる。
　・スケールバーは10μm

　アウラコセイラ属 04　(Aulacoseira distans s.l.)
　特徴；殻は短い円柱状で、小型である。
　　群体は直線状である。
　　条線密度と胞紋密度は比較的細かい。
　　淡水域に認められる。
　・スケールバーは10μm

　珪藻統合ページ アウラコセイラ属 07
　(Aulacoseira crenulata (Ehrenberg) Thwaites)
　特徴；殻面は円形、殻全体は円柱状、殻径よりも殻高の方が大きく、殻面と
　　殻蓋の境界は丸みを帯びる。
　　群体は直線状である。
　　殻帯面の胞紋列は殻の高さ対して平行に配列する。
　　帯面間の胞紋は縦長である。
　　連結刺は殻面周縁に環状に配列し、非常に長い。
　　湖成層から産出した。
　・スケールバーは10μm