メロシラ属02

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 珪藻綱
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コシノディスクス亜綱
　クリサンテモディスクス目
　　クリサンテモディスクス科
　　・クリサンテモディスクス属
　メロシラ目
　　メロシラ科
　　・メロシラ属
　　　珪藻統合01(M.varians)
　　　02(M.moniliformis)
　　　03(Melosira sp.)
　　ステファノピキシス科
　　・ステファノピキシス属
　　ヒアロディスクス科
　　・ヒアロディスクス属
　　ヒアロディスクス科
　　　不明分類群
　パラリア目
　　パラリア科
　　・パラリア属
　アウラコセイラ目
　　アウラコセイラ科
　　・アウラコセイラ属
　オルトセイラ目
　　オルトセイラ科
　　・オルトセイラ属
　コシノディスクス目
　　コシノディスクス科
　　・コシノディスクス属
　　ヘミディスクス科
　　・アクチノキクルス属
　　・アツペイティア属
　　ヘリオペルツス科
　　・アクチノプチクス属
　アステロランプラ目
　　アステロランプラ科
　　・アステロムファラス属
　アラクノイディスクス目
　　アラクノイディスクス科
　　・アラクノイディスクス属

　タラシオシラ亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　フラジラリア亜綱
　ユーノティア亜綱
　バシラリア亜綱
　珪藻綱不明分類群

　コシノディスクス亜綱(Coscinodiscophycidae)　メロシラ目(Melosirales)　メロシラ科(Melosiraceae)
　メロシラ属(Melosira) M. moniliformisを掲載します。この種は主に以下の特徴を持ちます。
　・殻面はドーム状またはレンズ状に隆起する。
　・1組2枚の殻の境界部は光学顕微鏡下では明瞭な線状の構造として観察できる。
　・殻全体を通して微細な凹凸が認められることがある。
　・隣り合う2個体の隣接する殻は帯状の構造に覆われる。
　以上の特徴は田中（2002）のM.moniliformisと一致します。
　この分類群は汽水域（茨城県中部）と海域（太平洋（茨城県北部））で認められました。

　メロシラ属 02-01
　(Melosira moniliformis (O. Muller) Agardh)

　殻径；16.2-17.3μm
　殻高(1細胞)；23.2-28.6μm
　特徴；殻は円柱状で殻面はドーム状に隆起する。
　　鎖状の群体を作る。
　　1組2枚の殻の境界は明瞭な線状構造として観
　　察できる。
　・採取地；茨城県中部涸沼（汽水）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　メロシラ属 02-02
　(Melosira moniliformis (O. Muller) Agardh)

　殻径；32.6μm
　殻高(1細胞)；17.8μm
　特徴；殻はレンズ状に隆起する。
　　鎖状の群体を作る。
　　1組2枚の殻の境界は明瞭な線状構造として観察
　　できる（下の写真）。
　　隣り合う2個体の隣接する殻は帯状の構造に覆わ
　　れる。この帯状構造を中間帯(intercalary band)と
　　いう（上の写真）。
　　殻全体を通して表面には微細な凹凸が認められる。　　
　・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm