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珪藻綱
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　タラシオシラ亜綱
　　タラシオシラ目
　　　タラシオシラ科
　　　・タラシオシラ属
　　　・シオノディスクス属
　　　スケレトネマ科
　　　・スケレトネマ属
　　　・デトヌラ属
　　　ステファノディスクス科
　　　・キクロテラ属
　　　　珪藻統合01(C.meneghiniana)
　　　　02(C.praetermissa)
　　　　03(C.stelligera)
　　　　05(C.asterocostata)
　　　　珪藻統合06(C.litoralis)
　　　・ステファノディスクス属
　　　　01(S.suzukii)
　　　　03(Stephanodiscus sp.)
　　　　04(Stephanodiscus sp.)
　　　　05(Stephanodiscus sp.)
　　　ステファノディスクス科
　　　　　　　　　　　不明分類群
　　タラシオシラ目不明分類群

　コシノディスクス亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　フラジラリア亜綱
　ユーノティア亜綱
　バシラリア亜綱
　珪藻綱不明分類群

ページ作成および更新情報
　作成日：2017.09.30
　最終更新：2017.09.30　

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　 タラシオシラ亜綱(Thalassiosirophycidae) タラシオシラ目(Thalassiosirales) ステファノディスクス科
　(Stephanodiscaceae) キクロテラ属(Cyclotella)のC. asterocostataの標本を掲載します。
　この分類群は主に以下の特徴を持ちます。
　・殻面は円形で、殻中心と殻縁の中間付近に環状の無紋域が存在する。
　・環状の無紋域の外側から殻縁にかけて肋が放散状に並び、この肋は殻縁に近づくと二股に分かれる
　　ことがある。
　・環状の無紋域内側にはスリット状の孔が存在し放散状に並ぶ。
　・殻周縁部には2-4本に1本の肋上に棘状の突起が存在する。
　・殻中心は無紋である。
　この分類群は淡水域（河川（群馬県南部）、湖沼（滋賀県北部））で認められます。

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参考文献；
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
　・辻　彰洋・伯耆晶子, 2001. 琵琶湖研究モノグラフ, 滋賀県琵琶湖研究所.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

　キクロテラ属 05-03
　(Cyclotella asterocostata Xiq et al.)

　殻径；24.7μm
　周縁部肋密度；13-16/10μm
　中心域スリット密度；10.5-15/10μm
　周縁部突起密度；4.5-5/10μm
　特徴；殻周縁の肋上には2-3本に1本の割合で棘状
　　突起が認められる。
　　中心域のスリットは比較的短い。
　　殻中心は無紋で比較的広い。
　・採取地；滋賀県北部余呉湖
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　キクロテラ属 05-02
　(Cyclotella asterocostata Xiq et al.)

　殻径；21.8μm
　周縁部肋密度；13.5-16.5/10μm
　中心域スリット密度；9.5-11.5/10μm
　周縁部突起密度；4-5/10μm
　特徴；殻周縁の肋上には3-4本に1本の割合で棘状
　　突起が認められる。
　　中心域のスリットは環状無紋域内縁から殻中心域
　　無紋域周縁まで伸びる場合と、環状無紋域内縁か
　　ら伸びて無紋域周縁に達しずに終わる場合がある。
　　殻中心は無紋である。
　・採取地；群馬県南部温井川
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　キクロテラ属 05-01
　(Cyclotella asterocostata Xiq et al.)

　殻径；16.2μm
　周縁部肋密度；13-16.5/10μm
　中心域スリット密度；10-14/10μm
　周縁部突起密度；4.5-6/10μm
　特徴；殻周縁の肋上には2-3本に1本の割合で棘状
　　突起が認められる。
　　殻中心は無紋である。
　・採取地；滋賀県北部余呉湖
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm