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珪藻綱
　（現生珪藻トップページ）

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　タラシオシラ亜綱
　　タラシオシラ目
　　　タラシオシラ科
　　　・タラシオシラ属
　　　　01（T_bramaptrae）
　　　　珪藻統合02(T_eccentrica)
　　　　03(T. lineata?)
　　　　04(Thalassiosira sp.)
　　　　05(Thalassiosira sp.)
　　　　06(Thalassiosira sp.)
　　　　07(Thalassiosira sp.)
　　　　08(Thalassiosira sp.)
　　　・シオノディスクス属
　　　　珪藻統合01(S.oestrupii)
　　　　02(S.trifultus)
　　　スケレトネマ科
　　　・スケレトネマ属
　　　・デトヌラ属
　　　ステファノディスクス科
　　　・キクロテラ属
　　　・ステファノディスクス属
　　　ステファノディスクス科
　　　　　　　　　　　不明分類群
　　タラシオシラ目不明分類群

　コシノディスクス亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　フラジラリア亜綱
　ユーノティア亜綱
　バシラリア亜綱
　珪藻綱不明分類群

　タラシオシラ属 06-01　(Thalassiosira sp.)

　殻径；88.1μm
　胞紋列密度；17.5-19.5/10μm
　胞紋密度；10.5-16/10μm
　周縁部有基突起密度；4-5/10μm
　特徴；胞紋列は束状かつ放散状に配列し、1つの胞
　　紋列の束は17-38列である。
　　殻中心付近の胞紋の配列は不明瞭である。
　　殻周縁部には小さい管状突起がおおむね等間隔
　　に環状に並ぶ（上から3枚の写真）。管状突起の環
　　状列よりやや中心寄りに1個の明瞭な突起が認め
　　られる（上から3枚目・下2枚の写真）。
　　この突起は唇状突起で、焦点深度によっては管状
　　突起となったり（左下の写真）、細長い孔を持つ楕
　　円形となる（右下の写真）。
　・採取地；大阪府南部淡輪海水浴場（瀬戸内海）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

タラシオシラ属06
　　 Thalassiosira sp.

　タラシオシラ亜綱(Thalassiosirophycidae) タラシオシラ目(Thalassiosirales) タラシオシラ科
　(Thalassiosiraceae) タラシオシラ属(Thalassiosira)のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
　・大型で、殻面観は円形レンズ状に隆起する。
　・胞紋は胞紋列を作り、束状かつ放散状に配列する。
　・胞紋密度は比較的細かく、殻中心から殻縁に行くに従い徐々に細かくなる。
　・殻周縁部やや中心寄りに1個の明瞭な突起が認められる。　
　この分類群は海域（瀬戸内海（大阪府南部）と太平洋（茨城県北部））で見られました。

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参考文献；
　・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　製作者：NaCl & Au

ページ作成および更新情報
　作成日：2017.09.30
　最終更新：2017.09.30　

　タラシオシラ属 06-02　(Thalassiosira sp.)

　殻径；65.9μm
　胞紋密度；11-16/10μm
　周縁部有基突起密度；4-5/10μm
　特徴；胞紋列は束状かつ放散状に配列し、1つの胞
　　紋列の束は8-30列である。
　　殻中心付近の胞紋の配列は不明瞭である（上の写真）。
　　殻周縁部には小さい管状突起がおおむね等間隔
　　に環状に並ぶ（下の写真）。管状突起の環状列より
　　やや中心寄りに1個の明瞭な突起が認められる。
　　この突起は唇状突起で、焦点深度によっては管状
　　突起となったり（上の写真）、細長い孔を持つ楕円
　　形となる（下の写真）。
　・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm