ミスジヘラムシ属の1種 （Pentias sp.)_1a〜c
採取：新潟県糸魚川市 （2017年4月）、体長：18.8mm
特徴：このミスジヘラムシは新潟県糸魚川市から柏崎市にかけて生息している。
以前から見つけていたが、2017年の採取で改めて顎脚など重要形質の観察を行った。
側方に3本の不完全な縫合腺がある種にはミスジヘラムシの他、ホンヘラムシ属がある。
両種は顎脚ヒゲの節数が異なり、ミスジヘラムシの顎脚ヒゲの節数は5である。
今回の個体を解剖して観察したところ、顎脚ヒゲの節数は5であったのでミスジヘラムシと同定した。
1mm
1mm
2mm
4c
4b
4a
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）_1e
撮影倍率：x100（生物顕微鏡）
特徴：口器を拡大した画像。
顎脚、大顎、小顎の識別は困難。
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）_1d
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：裏側から観察した画像。
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）_1c
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角と脚に焦点を合わせた画像。
脚が太い。
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）_1a
採取：ひたちなか市磯崎（2012年6月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：5.1mm
特徴：ヘラムシとしては小型の個体。
文字通り、へら状の形状をしている。
体色は褐色で、アラメなどの褐色藻類の色に似ている。
第1触角は短く小さい。第2触角は太い。
第2触角の節数が少なく、5〜6。
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）に似ている。
イソヘラムシの第2触角は5柄節と棒状の1鞭節からなり、
特徴が写真の個体と類似している。
複眼は小さく、側面にある。
2a
2mm
1e
500μm
1d
2mm
1c
2mm
1b
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群05_6a〜g
採取：神奈川県横浜市 金沢八景（2014年5月）
体長：4.0mm
特徴：小型のヘラムシ。
成体なのか、幼体なのかは不明。
6g
2mm
1a
200μm
500μm
500μm
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参考文献：(1)原色検索 日本海岸動物図鑑[II] 西村三郎 編著 保育社、1995年、p215-219．
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ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群08_11a
採取：宮城県女川町 （2018年8月）
体長：6.4mm
特徴：3本の不完全な縫合腺があったので、
ミスジヘラムシと思い込んでいたが、腹尾節の形が異なる。
詳細分類には顎脚ヒゲを観察する必要がある。
1mm
1mm
1mm
10a
500μm
500μm
500μm
500μm
1mm
1mm
2mm
3mm
6d
6e
6f
2mm
1mm
1mm
1mm
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3e
3d
3c
3b
3a
3mm
3mm
10mm
3mm
10mm
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群03-3e
影倍率：x1（実体顕微鏡）
特徴：腹側から観察した画像。
口器周辺の拡大像。
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群03-3d
影倍率：x1（実体顕微鏡）
特徴：腹側から観察した画像。
口器周辺の拡大像。
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群03-3c
撮影倍率：x0.67（実体顕微鏡）
特徴：腹側から観察した画像。
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群03-3b
撮影倍率：x1（実体顕微鏡）
特徴：頭部の拡大像。
眼は側面についている。
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群03-3a
採取：新潟県柏崎市 薬師堂（2014年4月）
撮影倍率：x0.67（実体顕微鏡）
体長：24.2mm
特徴：大型のヘラムシ。
顕微鏡撮影としては限界サイズ。
海藻に付着していたものを採取した。
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ヘラムシ亜目(Valvifera)は靴べら型の変わった形の等脚目です。触角が発達しているのでT字型にも見えます。
尾肢が腹肢を覆う蓋になっています。オニナナフシ科（Arcturidae）、トガリヘラムシ科（Chaetiliidae）、
ヘラムシ科（Idoteidae）など、4科550種ほどが知られています。ヘラムシ科は複眼が頭部の側面にあることが特徴です。
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1mm
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群06_8a,b
採取：秋田県男鹿市（2018年8月）
体長：3.4mm
特徴：小型のヘラムシ。
成体なのか、幼体なのかは不明。
1mm
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群06_7a
採取：秋田県男鹿市（2018年8月）
体長：2.6mm
特徴：小型のヘラムシ。
成体なのか、幼体なのかは不明。
ヘラムシ属？（Idotea sp.）_5a〜i
採取：宮城県女川町 （2017年8月）＊昼間
体長：12.2mm
特徴：細長い棒状のヘラムシ。
体色は褐色で、アラメなどの褐色藻類の色に似ている。
第1触角は短く1柄節、3鞭節。
第2触角は長く、4柄節、8〜9鞭節がある。
腹部には2本の完全な縫合腺と
側方だけに不完全な縫合腺が1本ある。
縫合腺の特徴はヘラムシ属に類似するが、
確定には顎脚ヒゲの節数を調べる必要がある。
9a
8b
8a
500μm
5h
5i
5g
5f
5e
5d
5c
1mm
1mm
1mm
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）_2a
採取：日立市会瀬港（2012年8月）＊夜間
撮影：実体顕微鏡
体長：3.7mm
特徴：ヘラムシとしては小型の個体。
第2触角が長いが、節数が少なくイソヘラムシに類似する。
イソヘラムシ（Cleantiella isopus）_1b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：背面の殻表面に焦点を合わせた画像。
褐色藻類に良く似ている。
1mm
11d
11c
11b
11a
500μm
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群07_10a
採取：宮城県女川町 （2018年8月）
体長：2.4mm
特徴：幼生と思われる。
ヘラムシ亜目(Valvifera)_分類群07_9a
採取：宮城県女川町 （2018年8月）
体長：3.0mm
特徴：幼生と思われる。
5b
5a
6a
6b
6c
7a
