短尾下目のゾエア
採取：神奈川県城ヶ島 （2021年11月）
撮影：深度合成画像
体長：1.0mm
特徴：夜間、プランクトンネットで採取した。
背棘、額棘、側棘がない。
背甲につるっとしている。
ホンヤドカリ（Pagurus filholi）
採取：北海道留萌市 （2020年9月）
撮影：デジタルカメラ（TG-5）
体長：21.6mm
特徴：貝殻を割って腹部を取り出した。
右側のハサミが大きい。
第2胸脚、第3胸脚の先が白い。
5mm
エラフォカリス幼生（Elaphocaris）
採取：神奈川県 横浜市（2014年11月）
撮影倍率：x3（実体顕微鏡）
体長：1.9mm
特徴：サクラエビ科のエラフォカリス幼生と思われる。
尾節の突起が特徴的。
夜間のプランクトンネット採取で見つけた。
1mm
ミシス幼生（Mysis）
採取：神奈川県横浜市（2015年8月）
撮影倍率：x3（実体尾顕微鏡）
体長：3.4mm
特徴：クルマエビ下目のミシス幼生と思われる。
胸脚には外肢がある。複眼が大きい。頭部に額角がある。
額角には3個の棘がある。
1mm
2mm
ユメエビ (成体)
採取：神奈川県三浦市 城ケ島（2014年8月） ＊夜間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：5.8mm
特徴：ユメエビ属（Lucifer属）と思われる。
一般的なエビとは形がかなり異なる。
ゾエア幼生（Zoea）（エビ類）
採取：静岡県沼津市 柄浦湾（2013年11月）*夜間採取
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：2.4mm
特徴：エビ類のゾエア幼生と思われる。
眼が大きい。この日は多くのゾエア幼生が見つかった。
500μm
3mm
ゾエア幼生（異尾下目）
採取：神奈川県 三浦半島 三浦市（2014年11月）*夜間採取
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：2.4mm
特徴：夜間、プランクトンネットで採取した。
このゾエアは三浦半島でよく見つかる。
赤色と黄色の色素を持っていて綺麗。
生きているときは透明。
500μm
ゾエア（カニダマシ）
採取：神奈川県三浦市 城ケ島（2014年8月）*夜間採取
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：8.2mm
特徴：異尾下目カニダマシ科（Porcellanidae）のゾエア幼生と思われる。
2mm
抱卵亜目（Pleocyemata）
異尾下目（Anomura）
抱卵亜目（Pleocyemata）
コエビ下目（Caridea）
スジエビモドキ（Palaemon serrifer）
採取：神奈川県横須賀市 荒崎（2014年8月）
撮影倍率：x0.67（実体顕微鏡）
体長：14.0mm
特徴：イソスジエビ、スジエビモドキなどの
テナガエビ科のスジエビ属（Palaemon）と思われる。
筋模様はスジエビモドキに似ている。
根鰓亜目（Dendrobranchiata）
クルマエビ下目（Penaeidea）
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プロトゾエア
採取：神奈川県城ヶ島 （2021年9月）*夜間採取
撮影：深度合成画像
体長：0.68mm
特徴：クルマエビ下目のプロトゾエア幼生に似ている。
複眼が生じていない。
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十脚目はエビ類、ヤドカリ（異尾下目）、カニ（短尾下目）のなかまです。歩脚が10本(5対)あることから十脚目と呼ばれています。
十脚目は根鰓亜目と抱卵亜目に区別されます。根鰓亜目はクルマエビや桜エビなどの仲間です。受精卵を海中に放出し、
卵からノープリウス幼生が孵化します。抱卵亜目は雌が卵を腹部に抱いて保護し、卵からはプロトゾエア、ゾエアが孵化します。
サワガニのように親と同じ形の稚ガニまで成長してから孵化する例もあります。十脚目にはノープリウスやプロトゾエア、ゾエアの他に
メガロパ、デカポディト、グラウコトエなどの幼生がみられます。このページでは十脚目のクルマエビ下目、コエビ下目、異尾下目、
短尾下目の発生過程をまとめます。
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短尾下目のゾエア
採取：神奈川県城ヶ島 （2021年11月）
撮影：深度合成画像
体長：1.1mm
特徴：夜間、プランクトンネットで採取した。
額棘と側棘は短い。
3mm
メガロパ（Megalopa）
採取：神奈川県横浜市（2016年8月）
撮影倍率：x2（実体顕微鏡）
体長：3.2mm
特徴：短尾下目（カニ）のメガロパ幼生。
金沢八景での夜間ネットサンプリングで採取した。
この日のサンプリングでは多数のメガロパ幼生が見つかった。
1mm
抱卵亜目（Pleocyemata）
短尾下目（Brachyura）
