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カンピロピキシス属 01-01
(Campylopyxis sp.)
（個別のページはありません）
殻長；27.0μm
殻高；殻全体 15.4μm
条線密度；17-20.5/10μm
特徴；殻帯面は四角形で四隅は丸みを帯び、殻全体
が「く」の字に曲がる。
殻面と殻蓋の境界は丸みを帯び、殻蓋はやや浅い。
条線は殻を通して密度は細かく、殻端ではさらに細かくなる。
帯は幅が広く、光学顕微鏡下では無紋に見える。
縦溝は両殻共に殻中心付近まで伸びる。
・採取地；山口県北部深川湾（日本海）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
このページでは、バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) キンベラ目(Cymbellales) ロイコスフェニア科
(Rhoicospheniaceae) カンピロピキシス属(Campylopyxis)の画像を紹介します。
カンピロピキシス属は海域に生息する珪藻で、海藻の表面で生息が認められます。
光学顕微鏡下では普通は殻帯面が観察されます。
カンピロピキシス属の殻面は線形または披針形です。
殻帯面は四角形で「く」の字に曲がります。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
カンピロピキシス属
Campylopyxis
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
カンピロピキシス属 02-01
(Campylopyxis sp.)
（個別のページはありません）
殻長；34.5μm
殻高；殻全体 17.3μm
条線密度；凹面殻 16.5-26.5/10μm 凸面殻 22-27.5/10μm
胞紋密度；帯 17.5-20.5/10μm
特徴；殻帯面は角の丸い四角形で、「く」の字に曲がる。
殻面と殻蓋の境界は丸みを帯びる。
条線は不明瞭ではあるがかなり細かい胞紋を伴う。
条線密度は殻端に行くほど細かくなり、殻中心付近の密度は凹面殻では
比較的粗い。
帯の縁辺付近には縦長の胞紋が1列に並ぶ。
縦溝は両殻共に存在する。
殻面の殻中心付近には多かれ少なかれ凹みが存在する。
・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
