マストグロイア属 02-01 (Mastogloia sp.)
（個別のページはありません）
殻長；28.1μm
殻幅；13.3μm
条線密度；21-22/10μm
胞紋密度；13-15/10μm
房室（chamber）密度；9.5-10.5/10μm
特徴；殻面は楕円形で、殻端は小突起状に突出する。
条線は殻を通して平行に配列し、その密度はほぼ一定である。
縦溝は殻中央を若干蛇行しながら走り、殻中心側端部は向かい合って
終わり、殻端側では殻末端を経て殻蓋へと続く。く
軸域はやや狭く明瞭である。
房室は殻縁に沿って、殻端近くまで存在する。
房室の幅はやや狭く、殻を通してほぼ変化は無い。
・採取地；山口県北部深川湾（日本海）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
Since 2005/9 Copyright 2017 ねこのしっぽラボ
マストグロイア属 01 (Mastogloia sp.)
特徴；殻は楕円形で、殻中央を縦溝が若干蛇行しながら走る。
条線は放散状に配列する。
殻縁には房室（chamber）が等間隔に並び、その幅は広い。
海岸域で見られた。
・スケールバーは10μm
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
マストグロイア属
Mastogloia
このページでは、バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) マストグロイア目(Mastogloiales) マストグロイア科
(Mastogloiaceae) マストグロイア属(Mastogloia)の画像を紹介します。
マストグロイア属は原則として海域に生息する珪藻で、泥表面または植物表面に付着します。
多くの種が含まれ、汽水や淡水にも分布域は広がっています。
マストグロイア属の殻面は披針形で、殻縁に沿って房室（chamber）が並びます。
マストグロイア属 04 (Mastogloia sp.)
特徴；殻は披針形で、殻端は嘴形である。
条線はかなり細かく、光学顕微鏡下でかろうじて観察できる程度である。
殻縁には房室（chamber）が等間隔に並び、その幅は広いが奥行きが狭く、
その形は長方形であったり平行四辺形であったりする。
海岸域で見られた。
・スケールバーは10μm
マストグロイア属 03 (Mastogloia sp.)
特徴；殻は細長い披針形で、殻中央を縦溝が若干蛇行しながら走る。
条線は非常に細かく光学顕微鏡下では観察できない。
殻縁には房室（chamber）が等間隔に並び、その幅は狭い。
海岸域で見られた。
・スケールバーは10μm
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
