Since 2005/9 Copyright 2017 ねこのしっぽラボ
アンフィプレウラ属
Amphipleura
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
アンフィプレウラ属 02-01 (Amphipleura sp.)
（個別のページはありません）
殻長；20.1μm
殻幅；5.9μm
条線密度；24.5-27/10μm
特徴；殻端は楔型、末端は丸みを帯びる。
殻中心付近には殻縁に沿って線状の構造が認められる（604a）。
条線は殻を通して平行に配列し、その密度は非常に細かい。
縦溝は両殻端付近から中心に向って伸びるが殻中心には達しずに、
中心側端部間には細長い溝のような構造が存在する（604a）。
両殻端の縦溝端部の殻端側延長上には細長い突起様の構造が存在
する（helictoglossa）。
以上の特徴はRound et al.(1990)のAmphipleura属と一致する。
・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
＊淡水からの流入と考えられる
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
アンフィプレウラ属01
・殻面は太い線形で、殻端は楔形である。
・縦溝は殻端付近のみで、中心側端部は軸域で隔たる。
このページでは、バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) ナビクラ目(Naviculales) アンフィプレウラ科
(Amphipleuraceae) アンフィプレウラ属(Amphipleura)を紹介します。
アンフィプレウラ属は淡水域に生息する珪藻で、泥の表面に付着したり藻類にゆるく付着したりします。
アンフィプレウラ属の殻面は線形または線状の披針形で、殻端は丸みを帯びたり、嘴状です。
縦溝は短く、殻端付近に限られ、縦溝同士は軸域で隔てられます。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
アンフィプレウラ属 01-01 (Amphipleura sp.)
（個別のページはありません）
殻長；27.9μm
殻幅；6.4μm
条線密度；25.5-27/10μm
特徴；両殻縁は殻中心付近で平行となる。
殻端は楔型、末端は丸みを帯びる。
殻中心付近には殻縁に沿って線状の構造が認められる。
条線は殻を通して平行に配列し、その密度は非常に細かい（577b）。
縦溝は両殻端付近から中心に向って伸びるが殻中心には達しずに、畝状の
軸域で隔たる（577b）。
両殻端の縦溝端部の殻端側延長上には細長い突起様の構造が存在する。
以上の特徴はRound et al.(1990)のAmphipleura属と一致する。
・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
＊淡水からの流入と考えられる
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
アンフィプレウラ属02
・殻面は披針形で、殻中心付近の両殻縁はおおむね平行である。
・縦溝は殻端付近のみで、中心側端部間は溝のような構造で隔たる。
