エントモネイス属
Entomoneis
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エントモネイス属 01-03 (Entomoneis sp.)
（個別のページはありません）
殻長；72.1μm
殻幅；殻全体21.1μm<
条線密度；22-23/10μm
特徴；殻帯面は2つの耳たぶ状の構造が存在し、殻中心の殻縁は圧縮される。
複数の幅の狭い帯が存在し、その縁辺はほぼ直線状に伸びるように見える。
殻と帯には条線が存在し、殻を通して放散状に配列するように見える。
・採取地；兵庫県南部大蔵海岸（瀬戸内海）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
エントモネイス属 01-02 (Entomoneis sp.)
（個別のページはありません）
殻長；72.0μm
殻幅；殻全体31.9-43.5μm
条線密度；22-24/10μm
特徴；殻帯面は角の丸い四角形で、殻中心の殻縁は圧縮され、2枚の
殻の間に複数の帯が存在する。
帯の幅は狭く、その縁辺部がほぼ直線状に伸びるように見える。
殻と帯には条線が存在し、おおむね平行に配列し、殻面の端部は放
散状に配列するように見える。
・採取地；茨城県中部涸沼（汽水）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
エントモネイス属 01-04 (Entomoneis sp.)
（個別のページはありません）
殻長；121.2μm
殻幅；殻全体13.6μm<
条線密度；16-17.5/10μm
特徴；殻帯面は細長い楕円形で、殻中心が圧縮され、縁辺が2つの耳
たぶ状の構造となる。
複数の幅の狭い帯が2枚の殻の間に存在し、それらの縁辺はほぼ直線
状に伸び、互いに平行である。
殻と帯には条線が存在し、おおむね等間隔である。
・採取地；大阪府南部淡輪海水浴場（瀬戸内海）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
このページでは、バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) スリレラ目(Surirellales) エントモネイス科
(Entomoneidaceae) エントモネイス属(Entomoneis) の画像を紹介します。
エントモネイス属は汽水域からから海域にかけて生息する珪藻で、泥表面に単体で付着します。
たまに淡水でも見られます。
エントモネイス属はたいてい殻帯面を向いており、長軸方向のねじれがあり、耳たぶ状の構造を
二つ持っています。細胞がねじれているため、殻面または殻全体は観察する殻の角度によって
非常に多様な様相となります。殻面は披針形または線形で、しばしば殻中心が強く圧縮されます。
縦溝は2つの耳たぶ上の構造の縁にに沿って走ります。
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
エントモネイス属 01-01 (Entomoneis sp.)
（個別のページはありません）
殻長；51.5μm
殻幅；殻全体31.3μm
条線密度；19-22.5/10μm
特徴；殻帯面は角の丸い四角形で、殻中心の殻縁は圧縮され、2枚の殻の間に複数の帯が存在する。
帯は殻全体のねじれのため、縁辺部が波打つ様に見える（737b）。
殻と帯には条線が存在し、平行に配列する（737a）。
・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
