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ナビクラ目不明分類群 02-01 (Naviculales)
殻長；22.2μm
殻幅；5.4μm
条線密度；16-19/10μm
特徴；条線密度は殻端に行くに従い、細かくなる。
殻中心の2-3本の条線の間隔は明らかに広い。
軸域は殻中央を真直ぐに走り、殻端と殻中心の中間付近から殻中心に行くに従い、
徐々に幅が広くなる。
縦溝は殻中心側端部は明瞭な孔を作って終わり、殻端側は殻末端を経て真直ぐに
殻蓋へと続く。
中心域はやや狭い円形である。
以上の特徴は渡辺(2005)のNavicula protracotoidesとほぼ一致する。
これはParlibellus protractoidesの基礎異名である。
・採取地；北海道東部釧路川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
・渡辺仁治, 2005. 淡水珪藻生態図鑑, 内田老鶴圃.
製作者：NaCl & Au
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
このページでは、バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) ナビクラ目(Naviculales) のうち、科・属レベルで
同定できなかった分類群を紹介します。
・殻面は太い線形で、殻端は頭状形で、両殻縁は平行である。
・条線は殻を通して放散状に配列する。
・縦溝は殻末端を経て真直ぐ殻蓋へと続く。
この分類群の特徴は、Round et al.(1990)のParlibellus属と特徴が一致します。また、最近では
Prestauroneis属とする研究もあるようです。これら2つの属はナビクラ目に属しますが、科レベルで
異なります。故にこのサイトではナビクラ目不明分類群のページに入れています。
この分類群は淡水域（河川（北海道東部））で見られます。
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
ナビクラ目不明・未同定分類群02
Naviculales familia incertae sedis
ナビクラ目不明分類群 02-02 (Naviculales)
殻長；24.2μm
殻幅；6.2μm
条線密度；15-20.5/10μm
特徴；条線密度は殻端に行くに従い、細かくなる。
殻中心の3-4本の条線の間隔は明らかに広い。
軸域は殻中央を真直ぐに走り、殻端と殻中心の中間付近から殻中心に行くに従い、
徐々に幅が広くなる。
縦溝は殻中心側端部は明瞭な孔を作って終わり、殻端側は殻末端を経て真直ぐに
殻蓋へと続く。
中心域はやや狭い円形である。
以上の特徴は渡辺(2005)のNavicula protracotoidesとほぼ一致する。
これはParlibellus protractoidesの基礎異名である。
・採取地；北海道東部釧路川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは5μm
