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このページでは、バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) ナビクラ目(Naviculales) のうち、
科・属レベルで同定できなかった分類群を紹介します。
・小形で、細長い楕円形で殻端は丸みを帯び、若干上下非対称である。
・条線はほぼ平行で、殻端のみ緩い放散状となる。
・縦溝の端部は殻中心側と殻端側ともに孔を作る。
この分類群は、ロイコスフェニア科の一種、またはナビクラ科の一種と考えられます。
このサイトではナビクラ目不明分類群のページに入れています。
この分類群は海岸域（太平洋（茨城県北部））で見られます。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
ナビクラ目不明分類群 03-01 (Naviculales)
殻長；20.0μm
殻幅；4.1μm
条線密度；18.5-20/10μm
特徴；両殻端には半円形の凹みの様な構造が見られる（641b）。
殻末端の凹み様構造には条線は認められない。
軸域は狭く、殻中央をまっすぐ走る。
縦溝は殻中心側と殻端側ともに孔を作る（641c）。
縦溝の殻中心側端部間の殻は肥厚化する。
上の写真は殻内側に、下の写真は殻外側に焦点があっている。
・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
ナビクラ目不明・未同定分類群03
Naviculales familia incertae sedis
