最終更新日：2019/4/14
製作者：ねこのしっぽラボ
写真10d
写真10c
写真10b
写真10a
分類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：40倍（写真26）、1000倍（写真27a、27b）
採取 ：湖 （滋賀県 琵琶湖）
時期 ：2006年6月採取
オレンジ色のボルボックス
時折、群体内に黄色〜オレンジ色の粒子が
見られることがあります。
これは接合子と思われます。
写真27a, 27b
接合子を拡大した画像です（写真13と同じ試料です）。
緑色のものとオレンジ色のものが見られましたが、
どちらも表面は突起のある殻で覆われています。
20μm
1mm
写真27b
写真27a
写真26
写真25b
20μm
20μm
100μm
写真24
写真23
写真22
20μm
500μm
写真21f
写真21e
写真21d
写真21c
写真21b
写真21a
↓
100μm
100μm
20μm
写真20
写真19
写真18
写真17
写真16
写真15
500μm
写真14
分類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：40倍
採取 ：池 （大阪府）
時期 ：2009年5月採取 水温21.5℃ pH6.6
娘ボルボックスの巣立ち
娘群体が十分に成長すると、親群体を破って
娘群体が飛び出していきます。
1分ほどの間に2個の娘群体が飛び出しました。
分類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍（写真15、16）、400倍（写真17〜20）
採取 ：湖 （滋賀県 琵琶湖）
時期 ：2006年6月採取
娘ボルボックスの成長過程
写真15, 16
写真02は若い群体で、これから娘群体に
成長する細胞が見られます（写真15 矢印）。
写真16では娘群体に成長する細胞が
2個に分裂しています。細胞内に核があります。
写真17〜20
写真17〜20は大きさの異なる娘群体を
大きさ順に並べたものです。
細胞数が増えるにつれて徐々に細胞が小さくなり、
細胞間の間隔が大きくなっています。
分類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：40倍
採取 ：池 （大阪府）
時期 ：2009年5月採取 水温21.5℃ pH6.6
数千個の細胞が球形の群体を形成しています。
それぞれの細胞には光を感じる眼点があり、
活発に鞭毛を動かして転がるように動きます。
群体の内部には多数の娘群体が散在しています。
分類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：400倍（写真22）、1000倍（写23〜24）
採取 ：池 （大阪府）
時期 ：2009年5月採取 水温21.5℃ pH6.6
ボルボックスの構造
写真22
写真22は親群体中の娘ボルボックスです。
この時点では群体内部に娘（孫）ボルボックスは
作られていません。
群体表層に細胞が1層あります。
写真23
写真23は比較的若いボルボックスの細胞です。
細胞同士が連結糸で結ばれています。
細胞は球形ですが、連結糸に引っ張られて
多角形になっていることもあります。
写真24
写真24は成熟したボルボックスの細胞です。
細胞同士を繋ぐ連結糸を明瞭に観察できます。
（写真をクリックすると大きな画像が開きます）
個々の細胞は周辺の6個の細胞に連絡しています。
写真23と比較すると細胞の間隔が広くなっています。
写真13b
写真13a
写真12b
写真12a
写真11d
写真11c
写真11b
写真11a
写真09d
写真09c
写真09b
写真09a
写真08d
写真08c
写真08b
写真08a
写真07c
写真07b
写真07a
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
別の視野です。画像の左側に大きな細胞があります。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
細胞を焦点を変えて撮影しました。細胞間隔が狭いので若い群体を思われます。
細胞内にはリング状の構造（ピレノイド）があります。細胞の大きさは10μm以下です。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
さらに拡大すると細胞の形がはっきり見えてきます。
細胞は多角形で、ひも状の構造で隣の細胞とつながっています。
写真04aよりも写真04bの方が細胞の間隔が広いです。ボルボックスは細胞の間隔を広げることで大きく成長します。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：100倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
小さな粒々の他に、数個の大きな球体があります。
この球体はボルボックスの子供で、娘群体と呼ばれます。
娘群体はボルボックス内部で成長します。
200μm
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：100倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
ボルボックスを拡大すると小さな粒々が見えてきます。
この粒はボルボックスの細胞です。
細胞は球体の表面に並んでいて、内部は中空になっています。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：40倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
ミジンコ培養用に購入した京都産の田土から発生しました。
ボルボックスの接合子が入っていたようです。
この田土からはミジンコ類の他、ホウネンエビやカイエビ、
シャジクモが発生しました。
500μm
200μm
写真25a
50μm
50μm
20μm
20μm
20μm
20μm
20μm
20μm
20μm
20μm
5μm
5μm
10μm
10μm
10μm
10μm
20μm
20μm
写真06d
写真06c
写真06b
写真06a
写真05d
写真05c
写真05b
写真05a
写真04b
写真04a
写真03
写真02
写真01
20μm
20μm
20μm
20μm
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
別の若い娘群体です。
娘群体は膜状の構造に包まれています。
眼点は無いようです。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
さらに若い娘群体です。
焦点を変えて撮影しました。
まだ中空構造を作っていないことがわかります。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
細胞の間隔が広いボルボックス群体です。
ひも状の構造が大きく伸びることで細胞の間隔が広がります。
フォーカス位置を変えると眼点が見えてきます（写真07c）。
200μm
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
幼い娘群体です。
ようやく球体の構造を作り始めた時期です。
この時期の娘群体は隣接細胞が接していて、
細胞内には多数のピレノイドがあります。
親群体と比較すると細胞が大きいことも分かります。
20μm
20μm
10μm
10μm
10μm
分類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：池 （大阪府）
時期 ：2009年5月採取 水温21.5℃ pH6.6
細胞を拡大した画像です。（写真25aと25bは同じ細胞です。）
写真25aは細胞内の眼点、25bは連結糸に焦点を合わせています。大きな眼点が特徴的です。
20μm
20μm
ボルボックス（Volvox）は数千個の細胞が球形に集合して、肉眼でも見えるほどの大きさの群体を形成します。
各々の細胞には鞭毛と眼点があり光を感じて転がるように遊泳します。細胞は連結糸で結ばれています。
群体の内部には複数の娘群体が作られ、大きなると親群体を壊して脱出します。
------------------------------------------------------------------------------------------
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：500倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
娘群体の全体像を500倍で観察しました。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
少し成長した娘群体です。
初期の娘群体は細胞数を増やすことで大きく成長します。
一定の細胞数に達すると細胞間の間隔が広がることで
さらに大きく成長します。
20μm
20μm
20μm
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
細胞を拡大しました。
大きな赤い色の群体があります。
眼点は群体の外側を向いていて、
ピレノイドは群体の内側に向いています。
ひも状の構造の付け根に収縮胞があります。
種類 ： ボルボックス （Volvox sp.）
倍率 ：1000倍
採取 ：京都産の田土から培養
時期 ：2016年6月採取
群体の断面が見える位置にフォーカスを合わせました。
球体の表面に細胞層が1層あることが分かります。
球体の内部には何もありません。
500μm
10μm
