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ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
ジャイロシグマ属 02-02 (Gyrosigma sp.)
殻長；109.3μm
殻幅；14.0μm
条線密度；殻横断方向 20-21/10μm 殻縦断方向 26-27/10μm
特徴；殻面は殻端に行くに従い先細り、S字形に湾曲する。
条線は殻横断方向・縦断方向共におおむね平行に配列し、中心域付近
で殻を縦断する方向に伸びる条線は若干乱れる。
条線密度は殻を通して大きな変化は無い。
軸域は狭く、殻端の縦溝端部付近で歪な円形に広がる。
縦溝は殻中心付近では殻中央を走り、殻端に近づくと殻湾曲部外側殻
縁に若干寄る。
縦溝殻端側端部は孔を作り、その周囲は細い畝状の隆起部に囲まれる。
中心域は縦長の楕円形で、両脇には中心域周縁に沿うように細い畝が
存在する。
・採取地；大阪府北部池(市場池)
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) ナビクラ目(Naviculales) プレウロシグマ科(Pleurosigmataceae)
ジャイロシグマ属(Gyrosigma) のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
・殻面は細長い披針形で、殻全体はS字形に湾曲する。
・殻端で細長く伸びる嘴形である。
・条線は殻を横断する方向と殻を縦断する方向に伸び、後者の方が条線密度が細かい。
・縦溝は殻面より緩くS字形に湾曲する。
これらの分類群は淡水域（河川（埼玉県西部）、湖沼（大阪府北部））で認められました。
ジャイロシグマ属 02-01 (Gyrosigma sp.)
殻長；98.2μm
殻幅；13.1μm
条線密度；殻横断方向 19.5-20.5/10μm
殻縦断方向 26-27/10μm
特徴；殻面は殻端に行くに従い先細り、S字形に湾曲する。
条線は殻横断方向・縦断方向共におおむね平行に配列し、中心域
付近で殻を縦断する方向に伸びる条線は若干乱れる。
条線密度は殻を通して大きな変化は無い。
軸域は狭く、殻端の縦溝端部付近で歪な円形に広がる。
縦溝は殻中心付近では殻中央を走り、殻端に近づくと殻湾曲部外側
殻縁に若干寄る。
中心域は縦長の楕円形で、両脇には中心域周縁に沿うように細い
畝が存在する。
・採取地；埼玉県西部荒川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
ジャイロシグマ属02
Gyrosigma sp.
