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プレウロシグマ属 10-01 (Pleurosigma sp.)
殻長；143.6μm
殻幅；20.4μm
条線密度；殻横断方向 21.5-24.5/10μm 軸域に対し斜め方向 19.5-23/10μm
胞紋密度；17.5-21/10μm
特徴；殻面は細長い披針形で、殻端は細く引っ張り出され、両殻端は互いに反対側にわずかに曲がる(701a)。
条線は胞紋列からなり、短軸方向と軸域に対して斜めに走る2方向の計3方向に伸びる。
3方向に伸びる条線は約50-70度の角度をなす。
条線密度は殻中心付近で粗くなる以外はおおむね変化は無い。
軸域は狭く、殻中心付近では殻中央を走り、殻端に行くに従い殻縁湾曲部外側に徐々に近づく。
縦溝の殻中心側端部は同方向に曲がって終わり（701b）、殻端側は光学顕微鏡下では殻末端には達ず、
孔を作って終わり、その殻端側周囲は畝状に隆起する（701c）。
・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×500（701a）、×1000（701b・c）
・スケールバーは白抜き線は50μm、黒実線は10μm
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) ナビクラ目(Naviculales) プレウロシグマ科(Pleurosigmataceae)
プレウロシグマ属(Pleurosigma) のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
・殻面は細長い披針形、殻端は嘴形である。
・両殻端は互いに反対側に頭をもたげる程度に曲がる。
・縦溝の殻中心側端部は同方向に曲がる。
・中心域は小さい菱形である。
これらの分類群は海域（太平洋（茨城県北部））で認められました。
プレウロシグマ属10
Pleurosigma sp.
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
製作者：NaCl & Au
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
