ココネイス属08

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珪藻綱
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バシラリア亜綱
　リレラ目
　　リレラ科
　　・リレラ属(Lyrella)
　マストグロイア目
　　マストグロイア科
　　・マストグロイア属
　　・アネウマスツス属
　キンベラ目
　　ロイコスフェニア科
　　・ロイコスフェニア属
　　・カンピロピキシス属
　　・ゴンフォセプタツム属
　　ロイコスフェニア科不明分類群
　　キンベラ科
　　・プラコネイス属
　　・キンベラ属
　　・キンボプレウラ属
　　・エンキオネマ属
　　ゴンフォネマ科
　　・ゴンフォネマ属
　　・ゴンフォネイス属
　　・レイメリア属
　キンベラ目不明分類群
　アクナンテス目
　　アクナンテス科
　　・アクナンテス属
　　・グリビクツィア属
　　アクナンシディウム科
　　・アクナンシディウム属
　　ココネイス科
　　・ココネイス属
　　　01(C.pellucida)
　　　02(C.pediculus)
　　　03(C.placentula)
　　　04(Cocconeis sp.)
　　　珪藻統合05(C.scutellum)
　　　06(Cocconeis sp.)
　　　珪藻統合07(Cocconeis sp.)
　　　08(Cocconeis sp.)
　　　09(Cocconeis sp.)
　　　10(Cocconeis sp.)
　　　11(Cocconeis sp.)
　アクナンテス目不明分類群
　　　01
　　　02
　　　03
　　　04
　　　05
　ナビクラ目
　　ベルケレヤ科
　　・パルリべルス属
　　カビヌラ科
　　・カビヌラ属
　　ディアデスミス科
　　・ルチコラ属
　　アンフィプレウラ科
　　・アンフィプレウラ属
　　・フルスツリア属
　　ネイディウム科
　　・ネイディウム属
　　セラフォラ科
　　・セラフォラ属
　　ピヌラリア科
　　・ピヌラリア属
　　・カロネイス属
　　・ディアトメラ属
　　ディプロネイス科
　　・ディプロネイス属
　　ナビクラ科
　　・ナビクラ属
　　・トラキネイス属
　　・セミナビス属
　　・ハスレア属
　　・ゲイスレリア属
　　・ヒポドンタ属
　　プレウロシグマ科
　　・プレウロシグマ属
　　・ジャイロシグマ属
　　プレウロシグマ科不明分類群
　　プラジオトロピス科
　　・プラジオトロピス属
　　スタウロネイス科
　　・スタウロネイス属
　　・クラティクラ属
　ナビクラ目不明分類群
　タラシオフィサ目
　　カテヌラ科
　　・アンフォラ属
　バシラリア目
　　バシラリア科
　　・バシラリア属
　　・プサモディクチオン属
　　・トリブリオネラ属
　　・ニッチア属
　　・シュードニッチア属
　　バシラリア科不明分類群
　ロパロディア目
　　ロパロディア科
　　・エピセミア属
　　・ロパロディア属(Rhopalodia)
　スリレラ目
　　スリレラ科
　　・エントモネイス属
　　・ペトロディクチオン属
　　・プラジオディスクス属
　　・スリレラ属
　　・カンピロディスクス属
　　・キマトプレウラ属
バシラリア亜綱不明分類群
　　　01
　　　02
　　　03
　　　04
　　　05

　タラシオシラ亜綱
　コシノディスクス亜綱
　ビドゥルフィア亜綱
　リソデスミウム亜綱
　キマトシラ亜綱
　リゾソレニア亜綱
　キートケロス亜綱
　フラジラリア亜綱
　ユーノティア亜綱
　珪藻綱不明分類群

　化石珪藻及び珪藻に
　　　　　関する専門用語

　ココネイス属 08-02　(Cocconeis sp.)

　殻長；39.9μm
　殻幅；30.7μm
　条線密度；縦溝殻 14.5-15.5/10μm　無縦溝殻 14.5-16/10μm
　胞紋密度；縦溝殻 14-15.5/10μm　無縦溝殻 11-12/10μm
　特徴；殻面は丸みを帯びた菱形である。
　　条線は胞紋列を伴い、縦溝または軸域を中心に放散状に配列し、殻端
　　では軸域端部または縦溝端部を取り巻くように配列する。
　　胞紋は縦溝殻では円形、無縦溝殻では横長である。
　　軸域は縦溝殻ではほとんど無く、無縦溝殻では線状で狭く、緩いS字を
　　描いて殻面をやや斜めに走り、殻端には達しないように見える（590c）。
　　縦溝は殻端付近でJ字に曲がり、中心側端部と殻端側端部共に孔を作っ
　　て終わる（590a）。
　　縦溝殻の中心域は小さいひし形と軸域に垂直の線形が組み合わさった
　　形で、殻縁には達しない（590a）。
　・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm

　バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) アクナンテス目(Achnanthrales) ココネイス科(Cocconeidaceae)
　ココネイス属(Cocconeis)のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
　・殻面は楕円形、または丸みを帯びた菱形である。
　・軸域・縦溝・条線などの構造は殻長軸方向に対して斜めに傾いて走る。
　・縦溝は殻端には達しず、Jの字に曲がって終わる。
　この分類群は海域（太平洋（茨城県北部））で認められます。

　ココネイス属 08-01　(Cocconeis sp.)

　殻長；28.9μm
　殻幅；20.6μm
　条線密度；縦溝殻 19-20.5/10μm　無縦溝殻 17-19.5/10μm
　胞紋密度；縦溝殻 17-18.5/10μm　無縦溝殻 13-13.5/10μm
　特徴；条線は胞紋列を伴い、縦溝または軸域を中心に放散状に配列し、
　　殻端では軸域端部または縦溝端部を取り巻くように配列する。
　　胞紋は縦溝殻では円形、無縦溝殻では横長である。
　　軸域は縦溝殻ではほとんど無く、無縦溝殻では狭く、緩いS字を描いて殻
　　面をやや斜めに走り、殻端付近で先細る（681b）。
　　縦溝は殻端付近でJ字に曲がり、中心側端部と殻端側端部共に孔を作っ
　　て終わる（681a）。
　　縦溝殻の中心域は小さいひし形と軸域に垂直の線状が組み合わさった
　　形である（681a）。
　・採取地；茨城県北部平磯（太平洋）
　・封入剤；カナダバルサム
　・撮影倍率；×1000　
　・スケールバーは10μm