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プラコネイス属 04-03 (Placoneis sp.)
殻長；27.2μm
殻幅；7.9μm
条線密度；13-17.5/10μm
特徴；殻端は突出し、やや頭状形である。
条線は殻を通して放散状に配列し、殻中心付近で若干湾曲する。
条線密度は殻端近くで細かくなる。
軸域は狭く、殻中央をまっすぐに走る。
縦溝の殻中心側端部は孔を作って終わり、端部間の殻は肥厚化する。
中心域は狭く、歪な円形で、中心域を囲む条線は長短交互に配列する。
・採取地；京都府南部木津川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
プラコネイス属 04-01 (Placoneis sp.)
殻長；27.8μm
殻幅；10.0μm
条線密度；11.5-17/10μm
特徴；殻端は頭状形に突出する。
条線は殻を通して放散状に配列し、殻中心付近で若干湾曲する。
条線密度は殻端近くで細かくなる。
軸域は狭く、殻中央をまっすぐに走る。
縦溝の殻中心側端部は孔を作って終わり、端部間の殻は肥厚化する。
中心域はやや広く、横長である。
・採取地；埼玉県西部荒川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
プラコネイス属04
Placoneis sp.(exigua var. capitata?)
バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) キンベラ目(Cymbellales) キンベラ科(Cymbellaceae)
プラコネイス属(Placoneis) のうち、主に以下の特徴を持つ分類群を掲載します。
・殻面は楕円形で、殻端は頭状形またはやや頭状形である。
・条線は殻を通して放散状に配列する。
この分類群はRound et al.(1990)のPlaconeis属の特徴と一致ます。
また、田中（2002）のNavicula exigua var. capitataと特徴が類似します。
これらの分類群は淡水域（河川（埼玉県西部・京都府南部））で認められました。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
・田中正明, 2002. 日本淡水産動植物プランクトン図鑑, 名古屋大学出版会.
製作者：NaCl & Au
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
プラコネイス属 04-02 (Placoneis sp.)
殻長；29.0μm
殻幅；10.6μm
条線密度；12.5-18/10μm
特徴；殻面は楕円形、殻端は頭状形に突出する。
条線は殻を通して放散状に配列し、殻中心付近で若干湾曲する。
条線密度は殻端近くで細かくなる。
軸域は狭く、殻中央をまっすぐに走る。
縦溝の殻中心側端部は孔を作って終わり、端部間の殻は肥厚化する。
中心域は狭く、歪な円形で、中心域を囲む条線は長短交互に配列する。
・採取地；埼玉県西部荒川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm
