-------------------------------------------------------------------------------------------------------
謝辞：小さな生物の掲示板（2013/10/07 の御投稿）において、分類群41(111)に掲載中の
小型の個体群（体長が2.5 mm以下の個体群）について、Ho(No.67)様より、
“多くがイシクヨコエビ科、一部についてはヒゲナガヨコエビ科と思われる。
尾肢の特徴を再考する必要がある。どちらも、カマキリヨコエビ科と同じドロクダムシ上科に
属する”との御助言を頂きました。御礼申し上げます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------- ヨコエビ(110)_分類群40-12d
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：焦点を変えて撮影した画像。
ヨコエビ(110)_分類群40-12b
撮影倍率：x5（実体顕微鏡）
特徴：第2咬脚の形状。
ヨコエビ(110)_分類群40-12c
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
ヨコエビ(110)_分類群40-12a
採取：新潟県柏崎市 薬師堂（2014年4月）
撮影倍率：x2（実体顕微鏡）
体長：4.9mm
第1触覚：2.2mm
第2触覚：2.8mm
特徴：採取してから数日経過してから撮影したので、
変色しているかもしれない。
ヨコエビ(110)_分類群40-11a
採取：新潟県柏崎市 笠島（2014年4月）
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：4.3mm
第1触覚：1.5mm
第2触覚：1.9mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
ヨコエビ(110)_分類群40-10a
採取：新潟県柏崎市 鯨波（2014年4月）＊夜間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：3.2mm
第1触覚：1.3mm
第2触覚：1.4mm
特徴：体が屈曲しているため付属肢を観察できない。
詳細不明。
12d
12c
2mm
2mm
12b
1mm
12a
2mm
11a
1mm
10a
1mm
ヨコエビ(110)_分類群40-8d
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：第3、第4胸脚に焦点を合わせた画像。
第3、第4胸脚は短い。
ヨコエビ(110)_分類群40-8c
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：複眼と第2胸脚に焦点を合わせた画像。
複眼は小さい。
ヨコエビ(110)_分類群40-8b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：第1、第2触角に焦点を合わせた画像。
触角には多数の長い棘がある。
8d
1mm
8c
1mm
8b
1mm
ヨコエビ(110)_分類群40-8a
採取：茨城県ひたちなか市平磯（2012年4月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：2.9mm
第1触覚：1.0mm
第2触覚：1.1mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
第3、第4は鎌状で短い。
8a
1mm
ヨコエビ(110)_分類群40-7a
採取：茨城県ひたちなか市磯崎（2012年6月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：2.8mm
第1触覚：1.0mm
第2触覚：1.2mm
特徴：第1触角、第2触角に長い棘がある。
第2触角は第1触角よりも太い。
触角に縞模様がある。
7a
1mm
ヨコエビ(110)_分類群40-5c
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：第2胸脚（咬脚）に焦点を合わせた画像。
ヨコエビ(110)_分類群40-5b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせた画像。
第1、第2触角には長い棘と、紅白の縞模様がある。
ヨコエビ(110)_分類群40-5a
採取：茨城県ひたちなか市平磯（2012年11月）＊夜間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：3.4mm
第1触覚：1.4mm
第2触覚：1.6mm
特徴：赤色の体色が特徴的。
第2咬脚が大きく発達している。
体が屈曲しているため、第3、第4胸脚の観察が困難。
5c
1mm
5b
1mm
5a
1mm
ヨコエビ(110)_分類群40-4b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせた画像。
第1触角、第2触角に長い棘がある。
第2触角は第1触角よりも太い。
触角に縞模様がある。
ヨコエビ(110)_分類群40-4a
採取：茨城県ひたちなか市磯崎（2012年6月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：4.9mm
第1触覚：1.9mm
第2触覚：2.2mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
体が屈曲しているため、他の胸脚の観察が困難。
4b
2mm
4a
2mm
ヨコエビ(110)_分類群40-3b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせた画像。
第1触角、第2触角に長い棘がある。
第2触角は第1触角よりも太い。
ヨコエビ(110)_分類群40-3a
採取：茨城県ひたちなか市磯崎（2012年6月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：4.6mm
第1触覚：1.8mm
第2触覚：1.8mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
体が屈曲しているため、他の胸脚の観察が困難。
3b
2mm
3a
2mm
ヨコエビ(110)_分類群40-2b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせた画像。
第１触角、第２触角に長い棘がある。
2b
1mm
1mm
2a
ヨコエビ(110)_分類群40-1c
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：殻表面に焦点を合わせた画像。
茶色の斑紋がある。
ヨコエビ(110)_分類群40-1b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせた画像。
第1触角、第2触角に長い棘がある。
第2触角は第1触角よりも太い。
ヨコエビ(110)_分類群40-1a
採採取：茨城県ひたちなか市磯崎（2012年6月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：4.7mm
第1触覚：1.9mm
第2触覚：2.3mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
体が屈曲しているが、第3胸脚と第4胸脚を判別できる。
第1胸脚は咬脚、第2咬脚よりも小さい。
1c
2mm
1b
2mm
1a
2mm
ヨコエビ(110)_分類群40-9d
撮影倍率：x100（生物顕微鏡）
特徴：第2触角に焦点を合わせている。
ヨコエビ(110)_分類群40-9c
撮影倍率：x100（生物顕微鏡）
特徴：第1触角に焦点を合わせている。
副鞭は見えない。
ヨコエビ(110)_分類群40-9b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせている。
触角には下方に長い棘がある。
第1触角よりも、第2触角のほうが太い。
ヨコエビ(110)_分類群40-9a
採取：千葉県銚子市〜旭市（2011年9月）＊海岸
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：3.0mm
第1触角：1.0mm
第2触角：1.1mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
触角に縞模様がある。
9d
9c
9b
9a
500μm
500μm
1mm
1mm
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
このページでは、磯の海藻に付着していた種を紹介します。
ここで紹介する個体群は、(1)第2咬脚が大きく発達している(2)第3、第4は鎌状で短い、などの特徴を持ちます。
分類群40(110)と分類群41(111)は形態的に良く似ていますが、体長2.5 mmを境として、
2.5 mm以上のもの（分類群40(110)）と、2.5 mm以下のもの（分類群41(111)）で便宜的に区別しました。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
ヨコエビ(110)_分類群40-2a
採取：茨城県ひたちなか市磯崎（2012年6月）＊昼間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：4.2mm
第1触覚：1.5mm
第2触覚：1.6mm
特徴：第2咬脚が大きく発達している。
体が屈曲しているため、他の胸脚の観察が困難。
第２触角は第１触角よりも太い。
Since 2005/9 Copyright 2015 Neko no Shippo
ヨコエビ(110)_分類群40-6b
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
特徴：触角に焦点を合わせた画像。
第1、第2触角には長い棘と、茶色の斑紋がある。
ヨコエビ(110)_分類群40-6a
採取：茨城県ひたちなか市平磯（2012年11月）＊夜間
撮影倍率：x40（生物顕微鏡）
体長：3.7mm
第1触覚：1.4mm
第2触覚：1.5mm
特徴：背側に茶色の斑紋がある。
第2咬脚が大きく発達している。
第2触角は第1触角よりもやや太い。
6b
1mm
6a
1mm
