ナビクラ属05
Navicula gregaria
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バシラリア亜綱(Bacillariophycidae) ナビクラ目(Naviculales) ナビクラ科(Naviculaceae)
ナビクラ属(Navicula) N. gregariaを掲載します。この種は主に以下の特徴を持ちます。
・殻面は丸みを帯びた披針形で、殻端は嘴形である。
・条線はあまり明瞭ではなく、おおむね緩い放散状に配列する。
この分類群は、渡辺(2005)のNavicula gregariaと特徴が一致します。
これらの分類群は淡水域（河川（北海道東部））で認められました。
ナビクラ属 05-04 (Navicula gregaria Donkin)
殻長；28.1μm
殻幅；6.6μm
条線密度；16.5-18.5/10μm
特徴；殻端は間延びした頭状形である。
条線は緩い放散状に配列し、殻端では平行に配列する。
軸域は非常に狭く、畝状に隆起し、殻中央をまっすぐに走る。
・採取地；北海道東部釧路川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは5μm（白実線）
ナビクラ属 05-01 (Navicula gregaria Donkin)
殻長；24.8μm
殻幅；6.4μm
条線密度；16-19/10μm
特徴；殻端はやや間延びした頭状形である。
条線は不鮮明で、緩い放散状に配列する。
軸域は非常に狭く、畝状に隆起し、殻中央をまっすぐに走る。
縦溝は殻中心側端部は孔を作って終わる。
・採取地；北海道東部釧路川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは5μm（白実線）
＊分類群の同定につきましては、ご同定や分類群変更等に対応できていない場合があります。
ご了承ください。
参考文献；
・Round, F. E., Crawford, R. M., and Mann, D. G., 1990. The diatoms, CAMBRIDGE.
・渡辺仁治, 2005. 淡水珪藻生態図鑑, 内田老鶴圃.
製作者：NaCl & Au
ナビクラ属 05-03 (Navicula gregaria Donkin)
殻長；27.3μm
殻幅；6.2μm
条線密度；17-18/10μm
特徴；殻端は嘴形、または嘴伸長形である。
条線は殻中心付近では緩い放散状に配列し、殻端付近では平行に配列する。
条線密度は殻中心でやや細かくなる。
軸域は非常に狭く、畝状に隆起し、殻中央をまっすぐに走る。
・採取地；北海道東部釧路川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm（黒実線）
ページ作成および更新情報
作成日：2017.09.30
最終更新：2017.09.30
ナビクラ属 05-02 (Navicula gregaria Donkin)
殻長；26.5μm
殻幅；6.9μm
条線密度；17.5-19/10μm
特徴；殻端は嘴形である。
条線はおおむね平行に配列し、殻中心付近のみ緩い放散状に配列する。
条線密度は殻中心でやや細かくなる。
軸域は非常に狭く、畝状に隆起し、殻中央をまっすぐに走る。
・採取地；北海道東部釧路川
・封入剤；カナダバルサム
・撮影倍率；×1000
・スケールバーは10μm（黒実線）
