↓突起
↑突起
頭部の突起
1mm
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_4a～c
採取：静岡県焼津市 （2017年3月）
体長：4.2mm
特徴：第1触角の柄部に突起がある。頭部の突起は長い。
第2触角の柄節に突起がある。
第2胸脚の指節に2歯ある。
腹節は癒合していて、第3尾肢は卵形。
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_3a
採取：静岡県静岡市 （2017年3月）
体長：6.0mm
特徴：雄の大型個体。第2触角が著しく発達している。
第2触角の柄節に突起がある。
第2胸脚の指節に2歯ある。
腹節は癒合していて、第3尾肢は卵形。
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_2a
採取：静岡県焼津市 （2017年3月）
体長：4.2mm
特徴：雄個体。第2触角が著しく発達している。第2触角の柄節に突起がある。第2胸脚の指節に2歯ある。
腹節は癒合していて、第3尾肢は卵形。
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_1a
採取：静岡県焼津市 （2017年3月）
体長：4.5mm
特徴：雄個体。第2触角が著しく発達している。第2触角の柄節に突起がある。第2胸脚の指節に2歯ある。
腹節は癒合していて、第3尾肢は卵形。
4c
4b
4a
3a
2a
1mm
1mm
1mm
1mm
1mm
1mm
1a
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_6a
採取：静岡県焼津市 （2017年3月）
体長：4.1mm
特徴：雌の個体。雌個体は雄ほどは第2触角がおおいくならない。第2触角の柄部に棘が並ぶ。
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_6a
採取：静岡県焼津市 （2017年3月）
体長：6.4mm
特徴：雄の個体。
今回採取した個体群の中で最も大きい個体。
第2触角が著しく発達している。
第2触角の長さは5.0mm。体長の3/4程度。
トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum）静岡産_5a
採取：静岡県焼津市 （2017年3月）
体長：4.4mm
特徴：雄個体。
第2触角が著しく発達している。
第2触角の長さは3.6mm。体長の3/4程度。
7a
6a
5a
1mm
1mm
1mm
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トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum ) はドロクダムシ科(Corophiidae)に属しています。ドロクダムシ科は
底節板と腹部が退化・変形しており、第2触角が著しく発達することが特徴です。日本からは3属が知られています。
ここでは静岡県焼津市と静岡市で採取したドロクダムシを記載します。頭部の突起が長く、第1触角柄部に突起があり、
第2咬脚指節の棘が2本あります。トンガリロドロクダムシ（Monocorophium insidiosum ）の可能性が高いと思われます。
ヨコエビガイドブック(有山啓之)によればトンガリロドロクダムシは雄の額角が細長く突出し、第1触覚柄部第1節内側に
半円形の突起があることが特徴とのことです。
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